カナダ掲示板 (フリー) - No.26991
震災は終わってはいないんだなぁと…
(トロント) 2012-10-09 13:56:45
(*Please scroll down for the English version.)
皆様:
「こころ」は月に一度、東日本大震災の被災者の方々と共に、世界中の人が人種、宗教、国境を越え、祈る会です。
今月はNY時間10月10日(水)午後11時<日本時間11日(木)正午>に一斉に祈りを捧げます。
どうか、お時間が合えば参加してください。お時間が合わない方も、どうかこの日に共に祈りを捧げましょう。
東日本大震災の発生から一年7ヶ月が過ぎた今も、被災地での行方不明者は2800人以上に及びます。
震災から数ヶ月後には、遺体は殆ど陸上からは見付からず、海から発見されているのが実情です。
しかしながら、月日の流れと共に行政による捜索は縮小されてしまいました。
それでも、大切な人の帰りを待ちわびる家族の気持ちに変わりはありません。
そんな今も、暗い海底で行方不明者の捜索や瓦礫の撤去作業を黙々と続けている人たちがいます。
ボランティアダイバーたちです。
海底には防波堤の残骸や鉄骨、壊れた家屋や木材などの瓦礫が散乱しており、特にヘドロなどで視界が遮られている場所での捜索活動は、
プロのダイバーにとっても決して安全なものではありません。
それでも、遺体が見付からない遺族の悲痛な思いに応えるために、彼らは今日も潜り続けます。
海底のどこかに家族がいる。愛する人が眠っている。
一人でも多くの人を、待っている家族の元に返してあげたい…。
そんな気持ちが彼らを動かしています。
そして、こうした捜索自体が遺族の心の救いにもなっています。
「何か手がかりがあれば…。こうして捜索して頂くことで、心の整理につながっているんです。」
海に向かってそっと手を合わす遺族の方たちにとって、震災は、決して「過去」にはなっていません。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、一人でも多くの人が家族の元に帰れるように、
そして、今も尚捜索にあたるダイバーたちに感謝を込めて、彼らの安全を皆で祈りたいと思います。
今月の「こころ」は、NY時間10月10日(水)午後11時<日本時間11日(木)正午>です。
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こころスタッフ一同
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福島県、茨城県、岩手県、宮城県を応援されている皆様へ。
復興・再生運動ポスター 「のりこえる たちあがる ふくしま」
<この運動及びポスターの主旨>
いまおかれている東北関東大震災と福島原発による窮地を何とか堪え忍び「のりこえ」復興・再生に向け力強く「たちあがる」ことを目的に制作しました。
この主旨にご賛同いただける方は下記よりダウンロードしてお使いください。
http://www.f-kikakukoubou.jp/staffblog/1817