カナダ掲示板 (留学) - No.11007
カナダにおけるカレッジとUniversityの社会的評価の違い
(トロント) 2007-08-15 00:17:28
カナダでは、コミュニティ・カレッジ卒と4年制大学卒でどう社会的評価が変わってくるんでしょうか?
アメリカでは「高校卒業後に進学=大学」が大多数で、金銭的な理由などでカレッジに入ってもその後大学に編入して学士を取る人ばかりだったのに、カナダでは敢えてカレッジを積極的に選択し、ディプロマ卒で働く人が意外に多いような気がします。大学に行く人ももちろん沢山いるけれど、「コミュニティカレッジ=格下」という意識はないように思います。就職にしても、例えばP&Gでは日本社やアメリカ社では学士卒が最低要件ですが、カナダ社はディプロマさえあればOKとなっています。
私はカナダで教育を受けていないので、カレッジと大学に対する社会的評価の違いがよくわからないのですが、学士ホルダーとディプロマホルダーではあまり評価の変わらないものなのでしょうか?
例えば、政治学とか法学とか理化学系のアカデミックな事を学びたければ大学で、技術職はもちろん、マーケティングや経営ビジネス・経営等の実務的(ビジネスに直結するような)学問を学びたければカレッジというような棲み分けがあるんでしょうか?
無名の大卒よりはジョージ・ブラウンやハンバーのディプロマ持ちの方が評価されるとか、何かあるのでしょうか?
前からカレッジと大学の違いがとても気になっていました。
どなたかご存知の方、ご意見聞かせてもらえると嬉しいです。
*カレッジでも学士を取得できるコースもあるようですが、カレッジのディプロマ卒vs大学の学士卒に限定しての質問です。
*「大卒の方が偉い、凄い云々」と言いたいわけでは決してありません。個々人の希望する進路によって高校卒業後に進むべき道が違うのは当然です。ただ、日米では、グローバル企業への就職の際に、フルタイム勤務経験のない新卒という立場で応募する際、大卒と短大卒では同じ土俵になかなか立てないのが現状ですが、カナダではその辺がどのように捉えられているのか疑問に思い、質問させてもらいました。
分野によっては、カレッジでしか取れない資格があります。
実技や実務につながる分野が多いと思いますが、そういう資格を目指そうと思うなら、必然的にカレッジ卒になると思います。
経営学系は大学卒でないと意味がないと思います。
マーケティング、経営ビジネス・経営等の実務は、大学の経営学部卒でないと、社会では経営学を学んだとは評価されないようです。
事務やクラークなどの一般職であれば、カレッジで十分だと思いますが、これは経営学とは違います。
カナダ人に聞きましたがカレッジ卒よりは大学卒のほうが、同じ会社に入った場合には高く評価されるそうです。また、社会的な評価でも、カレッジよりも大学卒のほうが、「ACADEMICな勉強をしている」ということで、評価は高いそうです。
ただ、最初に述べたとおり、分野によってはカレッジでしか取得できない資格・技術もあるので、一概にカレッジのほうがどうとかは言えない、ということでした。
返信1さんの仰る通り、専門によって随分違ってくると思います。
私の会社では、最近入ったカレッジ卒と大卒の同期(カナダ人)でカレッジ卒の人が先に昇進しました。
ヒューマンスキルもですが、エンジニア職なのでHands on技術や手際の良さが重視されています。
人事の人は「この業界では大卒よりカレッジ卒の方が即戦力として使える場合が多い」と言ってました。
しかし大学4年出ていないと全くお話にならないという専門もありますからこの限りではありません。
私もこれは気になります。UofTを卒業しても仕事のない人知ってます。ヨーク大学卒業して、リテールの仕事をしてる人知ってます。UofT卒業してからカレッジに行った人もいます。そういうのを見てて、もともと大学に行こうと思っていましたが、自分も現在カレッジに行くか悩んでいます。大学はアカデミックな内容を中心に勉強しますが、カレッジはプラクティカルなことを学びますよね。カレッジのほうが仕事がすぐに見つかりそうな気はしないでもないです。自分が勉強したい内容は、カレッジでも大学(でもいい有名大学ではない・・)でもあります。
トピ主さんが今から高校を卒業して学校に行くなら、無難に大学(UofTとか)に行ったほうがいいのではないですか?私は日本で大学を出ているのでこれから行くとなると、さらに4年なので悩んでいます。希望する進路にもよりますが、もし高校卒の状態なら大学に行くと思います。ビジネス系なら大学は出たほうがいいと思います。でもそういう会社で事務系の仕事をしたいならカレッジって感じではないでしょうか。
私は10歳からカナダなのである程度はカナダの感覚があると思います。
カナダは日本よりも"大学の方が上"という雰囲気はないと思いますが、けっこう口に出さないだけで、
やっぱり大学の方がちょっとレベルが上という意識をまわりは持っていると思います。
もちろん他の方が言われてるように専門にもよります。
また就職後は学歴よりも実力が100%モノを言うので就職後はほとんど関係ない気がします。
(実際はまだ大学生なのでわかんないですけど・・・)
でも最初の給料は大学出てた方が交渉しやすいと思います。
けど友達もカレッジに行ってすでに働いてますけど、ホテルで働きたかったから大学に行く明確な理由が
ないから問題ないって聞きました。
皆さん、早速の返信ありがとうございます。
実際に経験されたり周りで見聞された話、とても興味深いですし参考になります。
長文になってしまいますがお許しください。
実は私はもう大学を卒業しており、学士を新たに取得する予定はありません。ただ、近々トロントに戻って中途採用で仕事を探す予定にしているので、①単純に一般知識としてカナダでのカレッジ卒の捉えられ方を知りたい ②自分が求職活動する際の参考になるかも、という思惑で質問しました。掲示板の選択に迷い「留学」としてしまったので紛らわしかったですね。
個人的な話になってしまいますが、私は日本で学士を取得後、トロントで営業職に就きました。医療用医薬品営業という少し特殊な営業職だった事もあり、学士は応募の最低要件でしたし、カレッジに対する認識がアメリカとは違うかもしれない等と思いつきもしなかったので特に周りに質問した事もありませんでした。なので、カレッジ卒で電気工学のエンジニアとして働いているカナダ人の恋人に出会った時は、大学に行く選択肢もあるのに自らカレッジを志望するなんてもったいないな、というのが率直な印象だったのですが、本人は全くそう思っていないのが不思議でした。気になって調べ始めると、採用基準の厳しいP&GでもカナダだけディプロマでOKなようですし(総合職です)、一部のカレッジは中堅大学並みの存在感があるような印象を受け、果たしてカレッジと大学で評価が異なるのか、実態がよくわからず、ずっと疑問に思っていました。
私は現在は東京で働いていますが、近々トロントに戻り、恋人との結婚を予定しています。まずはファミリークラスで国外申請し、PRがおりるまでどのみち仕事はできないのですが、ビザ申請中にどのような再就職準備ができるのかな、という事を考えています。今後もこれまでの職務経験を生かした営業職又は人事職でキャリアを積んで生きたいと思っています。MBAは一番異国で再スタートをきりやすい方法だとは思いますが、私が希望する職種にて重視される資格ではないですし、人脈などの+αのベネフィットのためだけに投資できるほどの金銭的な余裕もありません。マスターぐらいならまだ何とか費用を捻出できそうですので、修士卒で就職の間口が広がるようであれ、マスターへのチャレンジも考えるのですが、どうもカナダの場合そう単純ではなさそうですし・・。
前職(トロント)の同僚に聞いた話では、彼女の部署に最近カナダに移民した中国人男性が新しく入ってきたとの事です。彼は中国にて医療用医薬品メーカーのプロダクトマネジャーまで務めた後、カナダでの新生活を求めてまずは一家で移民申請、PR取得後にカナダに渡り、カレッジにてco-opのコースを取り、そのコースで斡旋されたインターン先にそのまま就職、という流れだったようです。彼の場合は営業・マーケティングから薬事という全く別の職種に変えたという背景もあってのカレッジ行きだったのだろうとは思うのですが、下手に修士などを取るよりも(職種にもよりますが)カレッジでco-opのコースを取った方がよいという話も聞き、混乱するばかり。。
返信4さんも指摘されていたように、通常転職では学歴より職務経験やスキルが重視されると思います。が、日本の大学の学士&メインの職歴は日本(トロントでの営業時代はなにぶん新卒で初めて就いた仕事なので可もなく不可もなく、大した成果はありません)という候補者の場合、普通に求職活動してもキツイのかな、なんて邪推してます。現在20代半ばなので、再就職したところでどのみち若手のジュニアなポジション目当てではあるのですが。
カレッジvs大学の質問からカナダでの就職相談に脱線してしまいましたが、引き続きトピ名に関するご意見、また新たに「カナダでの中途採用事情」に関するご意見お待ちしています。
返信4です。
何度もすみません。
トピ主さんの背景を読んでまたひとつふと思ったことがあったので・・・。
私は法律を選択したのでもともと大学しか興味がなかったのですが、ホテルや旅行などのホスピタリティー関係を勉強したい友達は全員(といっていいと思います)カレッジに行っています。
おそらくコネクションなどもあって就職も少しはしやすいかもしれないです。
高校生のときに日本の大学のことも調べましたが、まず数の多さで驚きました。
きちんとした理由などはないですけど、もしかしたらカナダの大学の数の少なさが、カレッジの存在理由=格を
押し上げる形になっているのかなとも思います。
カナダでの中途採用事情についてはすみません、分かりません。
ただ思うのは、私のパートタイムで働いている職場にも日本人や中国人がよく面接にくるのですが、
中国人にくらべて日本人は本当にアピールがないと思います。
はっきり言って、経歴はほぼ同じ、英語は日本人の方が多少上!?と思うときでも中国人が雇われたりします。
インタビューをした人に聞くと、「中国人の方がやる気がありそうにみえる」ということでした。
心の中では「絶対に日本人の方がまじめに働くのに!」って私は思ってますけど(笑)、カナダ人の目には
そううつるみたいです。
学歴とは関係ないかもしれないですけど、アピール力が日本人はあまり上手でないので面接ではすごく
不利かな?と思いました。
やはり職種に左右されると思います。日本でも、相対的に見て、仕事の見つかる率でいえば、コンピュータ関連の専門学校を出た方や看護士学校を出た方の方が仕事がすぐ見つかりますよね。
でも、日本の企業にはどちらかというと自分の社で育てたいという考え方があるので、その場合は速戦能力よりもある程度教養がある人が最低ラインになるのだと思います。
カナダでは日本のような年齢や性別による差別がない分(つまり年功序列のようなものがない)、学歴面でも、カレッジ卒の実務経験豊富な方を雇用する(事務系の日本では女性の多い仕事も男性が結構いてる)ように思います。
そういう意味で、日本ではアピールしすぎると、わが社に染まってくれないといって倦厭されるのが、
こちらではそれをしないと実務能力に自信がない、ととられてしまうようです。
ただ、一度就職してそのキャリアにとって有利なBA MAをとる人をみかけたりするので、
明確にわかっている職種の場合はBA MAの価値もあります。
後、日本では総合職は転勤があったりしますが、家族優先のカナダでは単身赴任等などというのは日本ほど受け入れられないので、現地採用が多いことも関係あるかもしれません。
これはトロントの某Collegeのエッセイのテキストに書いていたことですが、
大学(University)は学問に対してチャレンジし、知識を高める場所、
Collegeは卒業してすぐに社会に貢献できる技術をつけるところ…
と書いていて、なるほどナァと思ったことがあります。
最近では大学卒後にCollegeにいって技術をつける
人もかなり増えているようです。PostGraduateとして
夜間のcollegeのコースに通っている人もいます。
(クラスメイトで学校の先生や、大学で英文卒でありながら、専門コースの
必修のため英語のエッセイの授業を受けていた人がいました。)
本当に職種によりけりなんですが
銀行系はMBAがスタートライン(マネージメント関係)らしいです。
う~ん、皆さんのリアルなお話、読んでてなるほどなぁと思います。
返信4さんが指摘されたカナダの大学数の少なさ、私もこれは不思議に思っていました。カレッジの価値が認められているからこそ、大学の数も少ないのかしら・・。アメリカと比べても本当に少ないですよね。
私は今、トロントでの営業職(MR)を経て東京でtalent acquisition職に就いています。将来的にはトロントにて、グローバル企業のtalent retainmentやorganizational developmentにも関わっていきたいと思っているのですが、人事職では通常MBA投資に見合うだけの評価をされないですし(人事を経てトップマネジメントを目指すなら別ですが・・)、他の修士も人事職に直結したものはないので、できればオープンワークが出次第、普通に就職活動したいのですが、知人の日本人もカナダ人も就職に苦労しているようなので(年は私より一回り上、一人はとてもアカデミック、一人は政府系のお仕事なので私とはフィールド違い)、カレッジに行った方がいいのかなぁと心配し始めています。
カナダには人事の資格もあるんですが、これはカナダでの人事の実務経験がないと取得できないようなんですよね。トロントに行ったら現地のヘッドハンティングファーム等にも相談する予定ではいますが、カレッジに行くとなると日本から準備していかないといけない資料もあるので、いろんな方法で情報収集したいなと思っています。
カナダでMRとして入社してから組織内で人事に異動という手もあるにはあり、MR時代のコネクションもかろうじて若干残っているので、「仕事に就く」という面ではそれが一番簡単な道だろうなとは思うのですが、営業⇒マーケならまだしも営業⇒人事だとポストも限られ、人事職に就くという最終目標には遠ざかりかなという気もし、大いに悩んでます。
う~ん、難しい!!!
MBAはある程度年齢がいっちゃうと自費でいく意味あまりないかもしれませんね。会社が学費払ってくれる場合は返ってプラスになると思いますけど。
カレッジ卒と大卒ですが管理職になるとき、ネックにならないともいえないかもしれません。私の業界では会社によって大卒でないとシニアレベル社員の肩書きもらえないところがあります。
技術職系などはカレッジでもいいかもしれませんが、教職、弁護士、会計士などの職業を目指す場合は大学しか道はないわけだし、こればっかりはその人のCareer pathによりますよね。
ただ並みの会社員ということであれば、カレッジより大卒のほうがいいかもしれません。カレッジは大学卒業後でもいけますし、働いている間でもパートタイムでいかれますしね。大学をパートタイムで行くのはちょっと大変かも。
カナダでの人事の資格とは、どういった資格でしょうか?
>他の修士も人事職に直結したものはないので
とありますが、私の通っている大学には、Human Resource ManagementのBachelor、Masters、PhD、すべてコースがあります。
ちなみに別に1年間のCertidicateのプログラムもあります。
カナダ人ですが、友達がこのCertificateのコースを取り、現在人事関係で働いています。
私もHuman Resource Managementの Bachelor Degree Programに在籍しています。
その関係で、HRの求人がどれくらいあるのか、よく求人系のサイトなどで検索しているのですが、こちらでのHRの求人はかなり多いので、人事関係は就職に有利かなと思います。
特に日系の会社(決して多くはありませんが)だと、日本人や日本語のできるHRを募集していることが多いようです。
カナダのUniversityでトップクラスにいる学生は、卒業後の進路をトロントやオンタリオと言った狭い地域に置いていないケースが殆どだと思います。
カナダの医療が、先進国の中では最悪と言われているのも、カナダの大学の医学部を出たドクターが、アメリカやその他の国へ流れてしまっている事が原因とされています。私はトロントに13年住んでいますが、これは本当に考えさせられる問題です。突然アメリカのような保険システムにしないとしても、日本の保険システム程度に、個人が医療にある程度負担する方向へ改革していかないと、保険制度ばかりが表に出て、日本では医療ミスとも思えるような診断をしている病院が野放しになっていくばかりです。
カナダには、Universityで良い成績をおさめた学生に対して、その学歴相当の仕事を与える事の出来る企業が殆どないと思います。Master's Degree を持っていれば政府関係の仕事で、学歴相当の仕事も数多くあると思いますが、それでもアメリカの方が断然高い給料を支払える仕事がわんさかある訳ですから、EMIGRATIONという現象が起こる事になります。
結果、Universityで適当に3年の学士号を取るか、Collegeで3年のディプロマを取れば、カナダではその程度の学歴相当の仕事の方が多く募集されている為、仕事を見つけられる可能性が高くなると言う事だと思います。
University of Toronto をはじめとするカナダの大学は、アメリカでも十分名前が通ります。カナダは政治的な理由により、Educationに対する政府のサポートがアメリカよりも高い国です。ずるい考えになってしまうかもしれませんが、カナダで学士/修士を取り、アメリカかヨーロッパで仕事を探すと言うのが、学歴相当の収入を得る最良の方法だと思います。日本人であれば可能な事だと思います。
ちなみに、一般的に CollegeとUniversity の差(就職に関する)はないというような考えを持つカナダ人の言う事は間違いだと思います。歴史的にもカナダは移民の国ですし、どちらかと言うと保守的な人が多いいと思います。U of T に限らずとも、カナダの大学でトップ20%に入る学生は、アメリカの有名大学に通う学生と比べても、学力という面で言えば同じか高い場合も多いと思います。だからこそ、ドクターになる人はアメリカに流れるケースがよくあるんだと思います。
カナダは世界に通用する学歴を得る事は出来ても、その後の進路に結びつかないという、今から出来上がって行く若い国だと思います。やる気があるのなら、大学で修士まで取り、政府関係の仕事を探して、国作りに参加するというのも楽しいかもしれません。
カナダで無難な生活を送ると言う事であれば、Collegeの方が就職率という面から考えると有利かもしれません。
別にカナダにいると政府関係以外の仕事が無難だとは思いません。
カナダに限らず、世界のトップレベルの学力を持ったひとは自国だけではなく世界に目を向けた就職や将来を目指すのではないですか?
その中で、アメリカはどの分野でもトップにくるような国です。
だから自然とアメリカに行く人が多いだけで、別にカナダの政府関係以外の仕事が無難だからアメリカに
行くわけではないと思います。
(中にはそういう人もいるでしょうけど)
カナダとアメリカを比べた話じゃなくて、カナダ国内での違いを説明してもらえませんか?
日本人的な、学歴社会では無いと思いますよ。
特に、私、思うんですけど、下手に大学行った為に、社会で順応できない馬鹿ものが増えていますよ。
大卒だからーみたいな余裕だけど、結局何もできない人間が増えてます。
それも一緒で、大学院出ても同じ。
就職先で、給料の設定がありますが、院卒、大卒、高卒と、段階がありますが、
そのリスクを考えて雇うのに、院卒は雇いづらいとかありますよ。これは、日本はかなりです。
カナダの社会がそうだとは言いません。
カレッジ卒であろうが、大卒であろうが、高卒であろうが、
出来る人間は、まず、しゃべり方から、聞き方から違います。
何も出来ない人間程、自分の事ばかりしゃべりますし、
かといって、自分の事しゃべらない人間なのか、しゃべれない人間なのかもあります。
カナダで教育受けてないことが、ハンディであると思うのであれば、
そのウィークポイントを補強できる教育を自分ですればいいと思うのです。
大学かカレッジか。
求人の要望に、大卒資格がいるのか、それともカレッジへ行かなきゃいけないのか。
私が見ている求人は、高卒が多く、また、ライセンスが必要だったりするので、カレッジだと思います。
<アメリカ比較>
個人的なアメリカのイメージで、最近、アメリカ人から聞いたんですが、
福祉保障が、なってない国だと思いました。
社会保障もそうですが、何事も「自由」だからって、
国が国民の命を保障しない国、そんな所に住みたく無いって
思ってるアメリカ人もいるんですね。
保険は、自己責任と自己負担で、命の入院、事故など、
お金が無ければ死なねばならない社会と極端にも言える国だというのを
最近知りました。
日本でBachelor Degreeを持っていらっしゃるんなら、わざわざCanadaで取得する必要はないと思いますが。Human Resourceの人達は、College出身の人達多いですよねぇ。ただManagement Levelになると、大学出身が増えるのも事実です。
CanadaとかAmerica でHuman Resourceの職に付くには、英語はFluentなことが第一条件だと思います。もちろん例外もあるでしょうが、今までアクセントのあるHRに出会った確率はかなり低いです。
CanadaやAmericaは日本に比べると学歴社会ではないということに反論はしませんが、日本で思われているより、学歴はものを言います、特にManagement Levelになればなるほど。技術系でも、College出身ではProfessional Engineerの資格を取れないので、正式なエンジニアとは名乗れません。べつにそれでもいい仕事はあるでしょうが(それにみんな、エンジニアと言うタイトル気軽につかいますし、それに問題があるとは思いませんが、)責任者になるときに障害になる可能性はありますよ。
仕事ができる人は、Americaにいく傾向は確かにありますが、反対にCanadaだ好きだといって、Canadaから離れない人もかなりいるのも確かです。TorontoのBay Street(Finance)の仕事をしてる人は、カナダでもかなり稼いでますし、New Yorkに比べて、Torontoは物価が安いのでNew Yorkの仕事よりTorontoの仕事を選んだ人は、かなり多いですよ。LawyerとかManagement Consultant とかの仕事でもAmericaよりCanadaを選んだ人たちが多いので、政府関係以外の仕事は学歴関係ないとの主張には少々賛成しかねます。Law Degree やMBAなどの大学院を出た人間にとって、政府関係の仕事に進むということは、あんまり働く気の無い人が行くのが普通なのですが。
トピ主さん、色々悩むことがあるでしょうが、頑張ってくださいね。
皆さんいろいろなコメントを付けてくださりありがとうございます。こんなに沢山レスいただけると思っていなかったので、とても嬉しいです。
レスがついていく内に質問の方向性が「カナダにおけるカレッジとUniversityの社会的評価の違い(全般的な)」から「カナダでの就職相談」に変わっていったので、この場をお借りしてちょっとだけ交通整理させていただきますね。
本来の質問であった「カレッジと大学の違い」、これは、私の両親が恋人の学歴(カレッジ卒のエンジニア)をあまり快く思っていないので、カナダではどんな捉え方なのかなと質問させていただきました。皆さんに返信をつけていただくうちに、「実は私、もうすぐトロントに戻るんですが、経験の浅い若手の就職状況ってどうなんでしょうか?」という相談に変わっていき、(1)学歴を積む(MBAや他のマスター)(2)カレッジで企業と太いパイプのあるコースを取る(3)そのまま就職活動 という3つの選択肢の中でどれがベストなのかな、と考える判断材料の一つに皆さんのご意見を参考にさせていただいています。私のバックグラウンドは【日本で学士、トロントで1年間営業、現在東京にてエグゼクティブサーチ2年目、結婚を機にトロントに戻る際には在トロントのグローバル企業にて人事のジェネラリストに成長していきたい】といったところです。
アメリカは日本以上に隠れ学歴社会ですし、お隣のカナダも似たような状況だったらマスターくらい取っておかないと営業以外の就職は厳しいのかな、と不安に思っていたのですが、皆さんのお話を伺っていると、就職という観点では修士も必要ないみたいですね。人事職といってもピンキリですし、ただのpaper pusher的なロールには就きたくないので、学歴を上げたり、もしくはカレッジでco-opのコースでも取るのが安全で確実な道かな、と思っていたのですが、皆さんのお話を参考にさせていただき、まずはこれまでの経歴のまま就職活動をしてみて、あまりにも感触が悪かったり絶望的であればカレッジでco-opのコースを取り、コネクション/インターンを通じて…という道を考えてみたいと思っています。
PRカードを持ってはいても、ただでさえ働くのって大変なのに、異国で外国人として働くのは相当大変なんだろうなぁ・・と、ちょっと不安に駆られる事もありますが、結婚も含めて自分で選んだ道ですのでしっかりと踏ん張り頑張っていきたいと思います。幸い英語はアクセントも含めて特に問題はなく(フランス語はからっきしですが。。)、欧州・北米のビジネスカルチャーやマインドセットも多少なり理解しているつもりです。ただ、理解しているとはいっても私のバックボーンはやっぱり日本人で、私自身は仕事の進め方で日本的なところが多々あります。理解=同化ではないですから、環境に適応して周囲とはうまくやり過ごしていく事ができたとしても、自分の中のフラストレーションっていうのはきっとすごく溜まるんだろうなと今から覚悟しています。経理の女性以外は全員欧米人という環境の現職でもう既に、フラストレーション(&諦め)が溜まっている状態なので。。(苦笑) でも、日本での同業者は外国人の男性ばかり、女性の割合は10人に1人といった職種でいろいろなハンデを感じたり壁にぶち当たるうちに、良くも悪くも面の皮が厚くなってきたので、まぁとにかく頑張るしかないな、とうい感じです。「会社員」さんや「頑張ってくださいね」さんは現在カナダで働かれているのでしょうか。文面からはしっかりと地場を固めておられるような印象を受けます。皆さんを見習って頑張らなくては!!!
MBAが選択肢を広げてくれるのは事実ですし、取って損する資格ではないので、可能性の一つとして前向きに検討していきたいとは思いますが、自力ではまだ財力がないので、30になるまでまだ年数もありますし(なんていってもあっという間に時間が過ぎちゃうのかしら・・)、まずはトロントでの仕事を再開してから自費なり社費なりでの進学を考えてみようかなと思います。
カナダはとってもノンビリした国ですよね。私にはそこが魅力です。ファイナンスでフロントオフィスにでもいないとなかなか大金は稼げなそうだけど、work/life balance(日本でもやっと最近この考えが巷に浸透し始めてきました…が、現実は程遠い!)が素晴らしいし、東京やNYCとは違う「華やかな生活」がありますよね。私の周りにも、「若いうちは東京で稼いでちょっと財を成したらカナダに戻ってのんびり仕事したい」というカナダ人が多いです。日本ではMR(医薬品の営業)って早朝から深夜まで医者に張り付いていて自分の時間を作るのがかなり大変な職種のようですが、カナダでは「子供との時間をもっと多く持ちたいから」とマーケティング職や看護師からMRに転職したワーキングマザーが同僚に沢山いて、最初はかなりの衝撃でした
> HRMさん、
私が言っていた資格というのはCHRPの事です。カナダの人事職では、MBAよりもこちらの方が威力があるようです。まだ詳しく読み込んでいないのですが、一度取ったら終わりではなく、定期的に資格を更新していかないといけないようです。(もしかしたら勘違いかもしれませんが。)ところで、「人事職に直結した修士はない」と書きましたが、卒業と同時に資格が取れるorライセンスの受験資格がもらえるようなものがないという意味でした。わかりにくい書き方でごめんなさい。ちなみにHRMが修士にもあるとは知りませんでした。
残念ですがトロントにある企業の80%は外資系なので、そこで人事の仕事してもグローバルの仕事ではなくローカルな仕事になってしまうと思います。本社との連携の仕事はあるかもしれませんけど。しかも外資系企業のほとんどがアメリカ系です。
人事の中にも採用担当、福利厚生関係、労使関係(組合がある場合)など色々わかれます。福利厚生関係だと数字に強くないといけないので、MBAとか経済学系のMAとかBAがあったほうがよいかも。
カレッジ卒の人はほとんどの場合人事クラーク系ですよね。マネージメントレベルだとやっぱりカナダの大学か院でてないと厳しいかも。職業によりますけど、日本の院卒よりカナダの大卒のほうが仕事探しやすいですよ、きっと。ヨーク大学は人事関係の学部とMBAあります。
手っ取り早く仕事見つけたいのなら、ヨーク大学で数コース取りながら仕事見つけるのはどうでしょう?取得中でも一応履歴書にかけますしね。
会社員さん、
ためになるアドバイスありがとうございます。
皆さんにいろいろご指摘をいただいた後、自分でも将来付きたいポジションの募集要項を改めてチェックしてみたところ、やはり今から10年後・15年後に就いていたいポジションレベルではMBAや人事関連の修士号ホルダーが理想といった記述が目立ちました。(米系企業だったから特になのかな。)
外資系企業であればローカルHRである事は自覚しています。ローカルはローカルの大変さもありますが、HQはHQで仕事量や責任範囲でいろいろ大変な事はクライアント先で今まざまざと目にしているので、家庭も大切にしていきつつキャリアも積んでいきたい私にとっては外資系企業のローカルオフィスの方がいいのかな、と思っています。日系企業は経験則的に絶対避けたいですが・・。
カレッジ卒だとクラーク系がほとんどなんですね。私は、リクルーティング・トレーニングを軸にしながらも、C&BやER等の経験も積んで「リクルーティングに強いジェネラリスト」に成長し、ゆくゆくはマネジャーを目指していきたいなと思っています。(目標を持つのは自由ですからね!)ODにもとても興味があり、やっぱりMBAは必須かなぁと、この数日(早っ!w)考え始めています。ただ、進学するならカナダで人事の経験を2年くらい積んでから進学した方がいいんじゃないかなと思っています。新しい場所で働き出す度に自分の未熟さや視野の狭さを痛感するので、カナダで現場経験を積んでからの方が、本当に実になる勉強という意味ではベターなのかな、と。
ヨークは学士だけでなくMBAでも人事関係のコースがあるんでしょうか?MBAでもマーケ系や会計系が主流で、人事系って少ないようなのでこれから調べなきゃなと思っていたところです。数コース取りながら仕事見つけるというのはいいアイディアですね。ファミリークラスの国外申請中は、PRが下りるまでは就労も就学も、それぞれ別のビザがない限り禁止なんですよね?
それにしても、カナダでの仕事面での将来について、周りに相談できる人もあまりおらず、これまでは自分の頭の中でモヤモヤと考えるばかりだったので、皆さんに様々な助言をいただいたおかげで自分の頭の整理にもなりましたし、やるべき事がだんだんクリアになってきました。長文コメントにつきあっていただいて本当にありがとうございます。