カナダ掲示板 (英語) - No.11813
カナダ英語はTがD?
(Regina) 2007-12-10 14:31:47
こんにちは
ESLの先生が「母音に挟まれたTはDとして発音する」と言ってしました。
他の田舎のカナダ人に聞いたら「butterもバダー。computerもカンピューダー、peterもピーダーだよ」と言いました。
アメリカの友人に聞いたら「それはカナダだけじゃないかなー。アメリカではTはT、DはD」とのこと。
気をつけて母音に挟まれたTはDで発音するようにしていますが、カナダ全般でそうなんでしょうか。それとも、田舎弁なんでしょうか。
教えてください。
カナダ、アメリカ両方の英語をまとめてNorth American Englishといいます。North American Englishにおいて、発音記号/t/の音が2つの母音の音に挟まれていて、なおかつstress(アクセント)がその/t/の音の前にある場合に、/t/の音は/d/の音に極めてよく似た音になります。ほとんど同じ音だと言ってもかまいませんが、厳密には発音記号が/d/ではなく/D/と表記され、舌の動きが/d/の音とは若干異なります。この音、つまり/D/の音は、flap soundと呼ばれています。
flap soundの例: water, eating, cityなど。
しかしながら、guitar, attentionなどの単語はstress(アクセント)が/t/の音の後に来るため、このflap sound、つまり/D/の音にはなりません。/t/の音のままです。
英語ネイティブです。
たぶん、TがDになるのと聞かれると、ならないと答えます。
でももしかしたら日本人の耳からはDに似た音に聞こえるのかもしれないです。
友達のカナダ人が、「カナダ人はDに近い発音をするけれどまねるのはやめた方が良い」と言っていました。「Ah-haも勧めない」と。大阪弁を話す外国人みたいに聞こえるんでしょうか?分っていて好きで言う分には良いのでしょうが、私はまねしないよう気をつけています。
学校のコースの一環で発音クラスを数回取りましたが、講師が「この場合は発音がDになる」とはっきり言ってましたよ。
細かい条件は忘れてしまいましたが…。
とりあえずbutterは「バダー」だといってました。
言語学を勉強しています。
返信1さんの言うとおりです。
怪しかったら他の先生にも聞いてみたら?
waterのことを「ウォー・ダー」って発音してるのは聞いたことないんですが。
アントニオ猪木ならともかく...
いや、だからあくまでもわかりやすく教えてくれたんだと思いますけど。詳しくはきちんと勉強された方ののおっしゃる通りなんでしょう。日本人にはDに聞こえるのかも、なんて的外れもいいとこでしょう。先生は日本人にだけ教えてるんじゃないんだから。Dになるって言われても、ウォーダーってカタカナで表記できるような単純な音じゃないでしょ?猪木じゃないんだから。
母音にはさまれて濁音化するのですが、カタカナで無理やり表記しようとしたら、タに点々と2つ付けるのではなく1つだけ付けた感じと思えば、違和感が減るのではないですか?
僕の名前は「Takashi」です。英語の発音ではトゥカーシーになります。カにストレスがあります。ケヴィンはケヴンに近い音になります。
ジョン万次郎はwaterをワラって覚えたって英語の教科書に書いてあったような。
Takashiさん...なぜ急にストレスの話になるのでしょうか?
11の方、返信1は読まれましたか?
Takashiはストレスが/t/の後にあるので/t/が/D/にならないという返信1をサポートする例でしょうが、ケヴンは/t//d//D/の音も無くこのトピに対して無意味な例...
しかも「Takashi」のTも母音にはさまれてないからまったく関係ないですよね。
美容師たたき出没中。
ひっこめバツイチ
みなさま、こんにちは
トピ主です。色々な方から楽しく勉強になる返信をいただきまして、ありがとうございます。
返信‐1 TESOLer さま
flap soundというのを初めて知りました。丁寧にわかりやすく教えてくださってありがとうございます。
ストレスの位置の関係についても勉強になりました。
本当にありがとうございます。
返信‐2 Wee さま
私の耳ではよく聞こえないんです。 ただ発音のクラスの先生が「バターはバダー。母音に挟まれるTはDだから覚えるように」と言われました。100%聞き取っているのでなくて、文章を予想しながら聞いている状態なので、バターをバダーと言っているのかバターと言っているのかよく聞こえないんです。すみません。
返信‐3 Janglishが抜けない さま
私のアメリカの友人は関西弁を話します。私も関西出身で、地元の言葉を外国の人が話しているのは嬉しいのですが・・・そこを同一視されるのは、やはりTがDは方言?
返信‐4 Aさま
私のとった授業も同じ内容のようです。
どこでも教えている基本的なことみたいですね。
返信‐5 M さま
ちょっと尋ねただけなのですが、言語学の見地から教えてくださってありがとうございます。
返信‐6 変なの さま
その後、読み取りクラスの先生にも聞いてみましたら、やはりTはDだと言われました。その先生からは「今はわからなくても突然わかるようになるから」とのこと。
返信‐7 m さま
そうですね。カタカナで書ける音でない感じです。やはり「英語」として覚えていくものなのですね。
返信‐8 しろうと さま
濁点1個という微妙な感じが良いですね。
返信‐9 Takashi さま
ケヴィンについてわからなかったのですが、カタカナ語で書かれている発音がすべてではないということでしょうか。
返信‐10 ショートストップ さま
ジョン万次郎の英語、本物っぽい発音ですね。私も好きです。ところで、ジョン万次郎はアメリカに行ったんだと思います。今回はカナダ英語の質問ということで。すみません。
みなさま、ありがとうございました。