トロント掲示板 (生活) - No.14876
資源ごみの捨て方
(トロント) 2008-12-09 13:45:06
私の住まいのコンドではゴミは各階のダストシュートに捨てるのですが、一般ゴミと紙ごみはシュートが分かれていて分別することができます。
先日、同じ階に住む方とシューターの前で会った際に、その方が紙ごみをブルーボックスから直接バサッとシューターの中に捨てていました。
私は今日まで紙ごみもゴミ袋に集めて捨てていたので、自分のやり方が間違っていたのでは!と思うようになりました。それから気をつけて見ていると、一般ゴミは皆様一様にゴミ袋に集めて捨てても、紙ごみは直接の人と私のようにゴミ袋に入れて捨てている人がいます。
確かによく考えてみれば一般ゴミはとにかく、そんなにまとめる必要もないのに、せっかく分けたゴミをビニールで包んでしまっては分別の意味が無くなっています。しかしダストシュートの中でばらついたりとの心配もあります。
本当はどちらが正しいのでしょうか?ご存じの方がいたら教えて下さい。
その通りです。
ビニールで包んでは意味がありません。
直接捨ててください。
どちらも正しくない、が正解です。そもそも分ける必要性がありません。一般ゴミと一緒にして出せばいいんです。
一般家庭から出るような質の悪い紙くずをまとめて回収した所で、大した資源にはなりません。
逆に分別した分だけ収集車が必要になるし、ビニールを取り除いたり、紙以外のゴミを取り除いたりする作業でエネルギーを使うわけですから、その意義はほぼゼロです。
大体オンタリオ州は分別するためにといって、あのでっかい頑丈なゴミ箱を作ってるわけですが、トロントだけでも250万都市ですよね。あのゴミ箱を各家庭、各企業に複数個配布するのに、どんだけエネルギーが必要になるでしょうか。
「リサイクルして資源を節約したいから、新たに専用のゴミ箱を作ります!」・・・何か違和感を感じませんか?
"リサイクル"だなんて建前です。トピ主さんの様な素直で良心的な方が損をするだけのシステムなのです。
↑ それあなたの個人的な見解ですよね。各家庭におけるリサイクルは無駄だという。さっと読むと、なるほどと思わないでもないですが、そんな無駄なことをこれほど大規模に、徹底的に推進するほど公共団体ってバカなんでしょうか。それも分別回収ってカナダに限ったことじゃないですよ、しかも。なにか裏づけがあるのなら、是非、引用文献をおしえてください。即、リサイクルなんてやめます。知人、友人にもそうすすめますから。
市としてはリサイクルをすると言う以上に捨てるゴミを減らすとという事が大事なのではないでしょうか。ゴミ捨て場が限界にきているので少しでもそのまま捨てるゴミを減らしたいためになんでもかんでもまとめて捨てずにリサイクルできるゴミは別にしてくださいということなのだと思いますけど。だからリサイクル用のビンは無料だけど一般ゴミのビンは年間の使用量が必要であり、ゴミの料が多く入るビンほど高価にする事で一般ゴミを減らそうとしているのだと思います。
え?様
そうです。私がトロントに来て感じたことです。
公共団体はバカではありません。賢いです。だから国民に疑われないようにお金を稼ぐ方法を考えだしたわけです。もちろん中にはリサイクルする事を好しと考えて行動している方もおられるでしょうが。
分別収集に関しては、金属類や紙類など分けてあれば再利用し易いものがあるので、そういったものだけを回収したいからです。
ひとつ例えますと、ダイエットを思い浮かべてみてください。多くの人が痩せたい!と思っていますよね?痩せたいと思うのなら単純に摂取カロリーより消費カロリーを多くすればいいだけの話なのに、運動や食事量を減らすことはなかなか大変で実行するのは難しいから、寒天ダイエットやら納豆ダイエットなどの代替方法で痩せようとしますよね。直近のそれがバナナダイエットでしょうか。一瞬で終焉した様ですが。
リサイクルは似たようなものです。二酸化炭素の排出量を減らしたい(石油の使用量を減らしたい)!というのが根底にありますよね。けれどもそれはつまり生産量を減らすということで、経済的な影響を考えると難しい事です。「石油をセーブするために毎日5時間停電します」とは言えませんよね? だから、生産量を落とさずに、かつ地球環境を守っているぞ、というスタンスを表明するためにリサイクルという手段が生み出されたわけです。
自分自身数年ほど前まで近頃のリサイクル神話に毒されてしまい、リサイ狂ってました。家族に電気はこまめに消せだの、紙をきっちり(封筒は封筒だけで、ビニールが付いてるのは別にして、ホッチキスの芯はきちんと取って等々)だの、割り箸はリサイクルに出すから洗って別にしろだの、プラスチックは可燃ごみに捨てるな~などなど、他人から見ればうんざりする様なことをしていました。
が、とある本を読んで、自分の環境に対しての認識が間違ったものだったことに気付かされました。正直今思い出すと他人にあれこれと口うるさくしていた自分が恥ずかしいです。
一度是非"リサイクル"とは何なのか、考えてみる事をお勧めします。「買ってきたペットボトルをペットボトル回収箱に入れたからリサイクル」といった浅い部分でなく、原料となるものの製造や流通、捨てた後の回収、再利用方法などを。ペットボトルに関してはリサイクルリサイクル言ってますが、リサイクルされたものを見たことは殆どないはずです。自分は作業服とシンクのゴミ取り用の網くらいでしか確認したことがないです。回収したペットは中国に輸出されているそうなので、当然といえば当然ですね。
ここ数年リサイクルについて懐疑的な本がぽつぽつと出版されていますので、今度お時間があれば「環境問題はなぜ嘘がまかり通るのか」武田邦彦著 をお読みいただければ、と思います。何かしらの価値観ブレイカーになるかもしれません。
ちなみに自分はこの本を読んで考え方が大きく変わり、リサイクルはしなくなったし、知人友人にもそう勧めてます。そういえばあなたもその一人です。
ゴミゴミ様
日本でも10年ほど前はよく「ゴミ処理場があと○年で一杯になる」といった事をよく言っていましたね。ここ数年とんと聞かなくなりましたが。あれは燃やさずにゴミ処理場に投げていたためで、近年は焼却炉の性能が上がったため、燃やして処理しているそうです。
トロントではどこかの埋立地が閉鎖されて、ミシガン州まで運んでるとかナントカ語学学校の先生が言ってました。
それとビンの件は年間の使用量云々の点がちょっとよく理解できませんでしたが、ゴミの量を減らしたいから特定の物を分別させてゴミの排出量を減らそうとしている、という点は、まさにその通りだと思います。
トロントでゴミを焼却処理してるかどうかはよく分からないので日本での話になりますが、可燃ごみとプラスチックごみを分別した結果ゴミが燃えづらくなってしまったため、石油を使って焼却している例もあるそうです。東京23区では結局プラスチックは燃えるゴミになったそうですね。なんでもかんでも分別すりゃーいいってもんではないようです。
ともかく、ゴミはやはりゴミなので、それを再利用するのはなかなか難しいことです。
もう一度頑張って例えてみます。毎日のご飯で考えてみてください。夕食にカレーを作ったけど残ってしまいました。それを再利用して他のご飯を作る事ができますか?余ったご飯を次の日にお茶漬けにして食べたりチャーハンにしたりする事はできますが、大半のものは捨てるしかないですよね。カレールーを煮込んで水分を飛ばして粉状にすれば何かに使えるかもしれませんが品質は著しく低下しますし、その水分を飛ばす工程で結構なガス代と、焦げ付かないようにする労力がかかりますよね。
リサイクルも似たようなもんです。あれもこれもと分別すれば、その分だけ運搬するトラックが必要になります。多少リサイクルによって節約できる部分もあるでしょうが、消費するエネルギーを考えれば結局は同じことです。だからするだけ無駄だと、私は考えています。
長々と書き込みしてしまいましたが、この書き込みを見た人が、"リサイクル"という言葉で思考停止しないことを願います。地球環境を憂いている人は特に。
それにしてもカナダのトピックから大きく逸脱しちゃってますね。まあバス停にバスと乗客をほったらかしてコーヒーを買いに行っても大丈夫なんだから、これ位はOKということで。
>それとビンの件は年間の使用量云々の点がちょっとよく理解できませんでしたが、
これはですね。リサイクルを出すための青い入れ物は市から無料で貸し出されているのですが、一般ゴミを入れるグレーの入れ物は使用料を取られているのです。そしてその料金は入れ物の大きさによって異なるのでゴミを沢山出したければ大きな入れ物が必要で、それにはその分よけいに料金が取られるということです。確か水道代のビルに請求されてくると思いましたが、それは一年間単位ですので毎年支払う事になっていると思います。さらにイレギュラーでその入れ物に入らない分のゴミを出したい時は、お店で市が指定した袋とシールを買ってその袋にゴミを入れてシールを貼って出すことになっているのでその分お金がかかるという訳です。
お金がかかればゴミを出さなくなるだろうという事でしょう。