カルガリー掲示板 (仲間探し) - No.16308
白血病支援活動のお願い
(カルガリー) 2009-05-06 20:12:23
カルガリー在住7年、現在 日本食レストラン 東京ガーデンで働いている中原と申します。この度、親友の岡田さん家族の長男、太郎くんが急性骨髄性白血病という難病にかかり、何か手助けができないかと手探りで活動を始めた所です。
岡田正次郎氏はカルガリーに約10年在住した後、現在はコクレンでログビルダーとして働いていますが、カルガリーではスキヤキハウスや寿司ボートで寿司職人として活躍していたのでご存知の方も多いと思います。
太郎くんは今年高校生になったばかりの16歳。アメフトを中学から始め、小柄ながらがっしりしたスポーツ青年です。次男の哲郎くん、三男の大二郎くん、四男の拓郎くんは皆アイスホッケーをしており、岡田氏と妻のヨシコさんは毎週子供達の練習や試合でアルバータ中を駆け回る生活をしていました。
私は友人として、また親として岡田夫妻のひたむきな愛情と努力にはいつも関心されられていただけに、今回の出来事に大きなショックを受けました。太郎くんは両親と兄弟からの骨髄移植の可能性に賭けていたのですが、誰もドナーとして適合しないことが分かり、これから数年間 苦しい抗がん剤治療を余儀なくされるでしょう。免疫力が極端に低いため、肺炎などを併発するとすぐに死に至ることもある、恐ろしい病気と闘わなければなりません。
また、苦しいのは本人だけでなく、それを支える家族の負担も計り知れません。毎月の自宅療養時の薬代だけで$5000以上かかるらしく、共働きをしながら病院との往復、育ち盛りの子供3人の養育やハウスホールドなどを考えると気が遠くなる思いがします。順調に回復しても最低2年はその生活が続くのですから。
一方で、私が心を打たれたのは、地元のコミュニティ活動です。「TEAM 太郎」というボランティア団体が即座に結成され、募金だけでなくチャリティオークションやガレージセール、コンサートなどイベントが次々と企画されており、家事手伝いから、料理、買い物、子供の送り迎えなどまでサポートしてくれています。何と数週間で既にチームは100人以上になっています。
私はこの活動を知って心から感動すると同時に、自分にできる事をしたいと考えました。そして、私もすぐTEAM太郎の一員になりましたが、主催者のDEBBIEと相談し、私はカルガリー周辺の日本人コミュニティから支援者を募ることにした次第です。海外で生活する日本人として困ったときにお互い手を差し伸べ合える、暖かい輪が広がることを願っています。
まずは、「TEAM太郎を応援します」とe-mailをください。
中原;tnakahr@hotmail.com
コクレンで企画されているチャリティイベントや募金先などをお知らせすると共に、カルガリーでの活動についても随時お知らせします。
まずは、日系会館でチャリティバザーを開きたいと考えていますが、アイデアやボランティアスタッフも募集していますのでよろしくお願いします。
中原 智則
PS;コクレンのコミュニティサイトの記事はこちらをご覧ください。
コクレンイーグル;http://www.cochraneeagle.com/index.php?action=fullnews&id=5921
http://www.cancerboard.ab.ca/Treatment/ProcessOfCare/CareCostsCoverage
ほかにもあるとおもいますよ
中原さま、
私は現在治療中のガン患者です。
16歳という若さで重病と闘わねばならない太郎君や、ご両親さまの胸の内を思い
言葉で表せないくらい心が痛みます。
治療費に関しては、返信1さんのご指摘の通り、キャンサーボードを通じて
自宅服用の抗がん剤も無料で処方していただけるプログラムがあります。
また、普通のアルバータヘルスとは別枠で州のドラッグプランがありますので
雇用者からのヘルスベネフィッツのない場合は、そちらへ加入することが
可能です。こういったシステムに関しては、おそらく太郎君の病院のケースワーカー
の方に聞くと、親切に教えて下さると思います。
それでも支援者からの経済的援助は、太郎君の家族の方にとって助けになることは
間違いないでしょう。例えば、ご両親さまのうちどちらかが仕事をやめる、または
パートに減らして、太郎君のそばにいる時間を増やすことができるかもしれません。
先日私が外来で化学治療を受けた際、となりの椅子で抗がん剤の点滴を受けていた
のは、太郎君と同年代の少年でした。ご両親共に付き添っておられました。
経済的援助以上に大切なのは精神的なサポートです。
『自分を応援してくれている人がいる』と感じることは、ガン患者にとって
大きな心の支えとなります。具体的に何を…と言われるとちょっと
頭に浮かばないのですが。(すみません。)
白血病の治療は、化学療法の中でもかなりヘビーで、寛解達成後もそれを維持する
ために治療を続けなければなりません。長い長い闘いなのです。
ですから支援活動もワッと盛り上がってス~ッとしぼんでしまうのではなく
地味で小規模でも継続的に行われる方が、患者や家族の励みになるのではないかと
思います。
情報ありがとうございます。早速、岡田家の皆さんにお伝えします。
りお様
ガンの治療をされているにも関わらず、親身なコメントをいただきありがとうございます。りお様の言うとおり、一時的な盛り上がりで終わらないように、継続できるサポートを考えていきたいと思います。
1日も早い、回復をお祈りしています。
中原
投稿者の中原です。
本文中の私のメールアドレスが間違っていました。大変失礼致しました。
以下が正しいアドレスです。
tnakahar@hotmail.com
よろしくお願いします。
中原さん
6月にカルガリー入りを予定しています。
自分にいったい何ができるのか分かりませんが、是非何らかの形で参加させてください。
大切な人の身に何かが起こった時、力になれたらときっと誰もがそうと思うはずです。
だけどそれをどうやって形にしていけばいいのか。
それが簡単なようできっと、実はすごく難しい事なのではないかと思います。
こうやってまず行動を起こす事。
そこからきっと、何かが変わって行くんですよね。
早く回復へ向いますように。
何だか・・・何もできない自分に腹が立ちますが・・・一日も早い回復をおいのりしています。
ご本人様はもちろんのこと、周りの方々もすでに大変なご苦労でいらっしゃると思いますので、簡単に「頑張ってください」などとは言えませんが、どうかすべてがいい方向に向かいますように。。。
TOMORIさん
心強いお言葉ありがとうございます。
まだ、カルガリーでの具体的な活動は決っていませんが、
日系人コミュニティの方と連絡を取り合って、企画を詰めて行こうと思います。
その際はよろしくお願いいたします。
どうすればいいのでしょう。。。 様
お気遣い感謝いたします。お気持ちだけでも岡田家の方々へ伝えておきます。
是非回復して欲しいですね。
TOMO
Team太郎の中原です。
昨日、コクレンで開かれたミーティングに出席してきました。コクレンで企画されているチャリティイベントの準備について、それぞれの担当者から報告がありましたが、全て順調に進んでいるとのことです。お時間の許す方は是非足を運んでいただければと思います。
太郎君は1回目の抗癌剤投与を終え、体調も安定しているので4月に入院してから初めて自宅での滞在を許されました。ほんの数日ですが、本人はとても嬉しいらしく笑顔も見られました。
また、ご家族にとって大きな問題であった医療費についてですが、主要な薬剤投与についてガバメントからかなりの補助が出ることになったとのことです。18歳まで適用されるプログラムだとのことで その後については不透明ですが、取急ぎ問題はないようです。
もちろん、今後ともご家族の皆様が太郎君の看病に専念できるように、引き続きサポートしていきたいと考えていますが、今後の活動については改めて検討した上でご連絡させていただきます。
既に募金をいただいた皆さま、暖かいコメントを寄せていただいた皆さま、岡田家の皆さまに代わりまして厚く御礼申し上げます。今後とも暖かく見守っていただければと思います。