トロント掲示板 (フリー) - No.18823
スピード違反 裁判所に行く場合
(トロント) 2010-03-03 07:56:19
私の知り合いが、25キロオーバーで、違反チケット受け取りました。
罰金と減点になる為、裁判所に出向く予定です。
過去の投稿を参考にさせていただいたり、知り合いに聞いたりしてるのですが、疑問が解消されないので質問させてください。
チケットを受け取った後、オプションとして3つありますよね。
1.有罪を認める 2.説明つきで有罪を認める 3.無罪の主張
一般的に、スピード違反の場合、2と3どちらを選択するのでしょう?
実際に、警察はスピード違反をして証拠を抑えているにもかかわらず、3を選択する場合はあるのでしょうか?その場合、どのように無罪を主張するのでしょうか?
2を選択する場合、「体調が悪くトイレを探していた」とか「急用があった」等かと思うのですが、、、
2の場合は、その場で裁判官に説明を行うのでしょうか?
知り合いの英語レベルが低い為、私が付き添う予定なのですが、そういうことは可能なのでしょうか?
質問が多く申し訳ないのですが、ご教示宜しくお願いいたします。
うちの義理の父親が3の無罪の主張をして無罪になりました。
本来は弁護士にお願いするのだそうですが、義理の父は自分で、なぜこうなったのかなど詳しく科学的に説明して、裁判官が納得して無罪となったそうです。
>一般的に、スピード違反の場合、2と3どちらを選択するのでしょう?
一般的には1です。面倒なのとお金と時間がかかるため、よほどのことでない限り2も3も選びません。
友人がやはり25Kmオーバーぐらいでチケットを切られました。
保険料の値上がりを心配して、裁判してもらいました。
素直に有罪を認めると、”XXXはResponsible Driver" だから、15Kmオーバーとする。
ということになったそうです。
15Kmオーバーまでは点数も引かれないし、保険料も高くならないそうです。
スピードの場合は、素直に1の有罪を認めるのが普通です。
アルファベット順に裁判官の前に立たされ、名前を言って罪を認めるか聞きますので、ギルティと言った方が、後々無難です。
25キロオーバーで捕まったのは確かなのですから、素直に認め 次は気をつければいいのです。
そして、チケットの罰金の半額程度を払うよう指示されますので、払って($50位)お終いなはずです。
ただし、この裁判所にたどりつくまで半年はかかりますよ。
初めて捕まったのであれば、点数は沢山ありますので、減点のことなど気にせずすぐ全額小切手で払ってしまわれた方が得策です。仕事をしているのなら休まなければなりませんし、半年間精神的にも憂鬱です。
罰金だけではなく、点数変化に伴う保険料の値上がりなど、長期的なものを含めて考えるなら、必ず主張しろと私の周囲では言います。
聞いた話では
・本来、地理的には60KMで良さそうな道路が、40KM制限になっていた(またその後、道路表示に変更があった場合や写真提示など)
・取り締まりをしていた警官が、パトカーを隠すように駐車していた(個人的には意味不明ですが、法的に警官はパトカーを道路から見える場所に置かないとならない?)
・月末ギリギリに取られた切符で、明らかに警官がノルマのために粗探しした様子があった
・切符にわずかでも間違いがあった(車種、色、など)
・警官が裁判所に出頭しない
などで無効になったり、そうでなくてもチケットに変更がされて減点ゼロになったりする事がかなり多いそうです。裁判自体も個別対応じゃなくてグループ一斉処理だったり。
ただ最初の裁判までに時間がかかりますので(お金はかかんないけど)、忙しい人や面倒な人は大体1ですね。
返信3の方が言われてるのは、2のチョイスんことですね。
有罪を認めてしまって、でもあのときはこうでね、といかにもな理由を述べれば、ポイントも罰金も少なくしてもらえます。(罰金はポイントがつかないぎりぎりの額にしてもらえます)
英語が話せない場合は、無料の通訳をつけてくれます。(あらかじめその旨を伝ええれば、裁判所が通訳を予約してくれます)
ここカナダの裁判は長いよ~
半年間は本当にかかるよ~
私はとりあえず有罪を認めて(1.)結果的に5ポイント減点からゼロに。罰金も下がり諸費用込みで計60ドルをvisaで納めて終了。裁判までは申し立てしてから1年ほど待ちました。
アドバイス有難うございます。
私の言葉足らずな為、いまいち皆様に質問内容が伝わっていなかったので、もう一度質問させてください。
オプションの中、裁判所に出向くとき2,3どちらを一般的に選択しますか?
オプションの1は、知り合いの選択の中にありません。理由は、点数の残りが少ない為です。
過去にオプション2又は3を選択した方がいらっしゃいましたら、どのようなプロセスを行なったかご教示願います。
2は確か、有罪を認めるけどお金が払えないから実刑にして欲しいとか、そういう交渉をするもんだと思ってた。違うかも知れないけど。
で、3を選ぶ場合。これはチケットのチャージを不服として、あるいは裁判で状況を明らかにして詳しく説明をしてもらいたい、という場合。
まず窓口に行って、裁判に持ち込みたいと申し出る。
6ヶ月~1年くらいしたら、検察官(prosecutor)とのアポイントを取るように通知が来る。(稀に、その時点でチャージが取り下げられる場合もある。)そこでアポイントを取りに行き、さらに数ヶ月~1年。
検察官と話し会う時に、大抵の場合は1ランク下のチャージで同意するように言われる。罰金も低くなり、ポイントも下げられるかゼロになる。そこで同意すれば、新たに決められた罰金を払って、それで終了。
それにも同意しない場合は裁判になる。また裁判の日程を決めるのに数ヶ月かそれ以上待たされる。裁判に行っても、チケットを切った警察官が出頭しないと延期になる。延期が2回だか3回だか続くと裁判所が検察側を却下し、運転者は無罪放免となる。しかし検察官が出頭して証拠を提出すると、有罪になる場合もあり。また、この時点で色々と証拠をそろえたり、警察側に証拠の開示請求をすることができる。検察側が開示請求に応じない場合、それを裁判官に言うと検察側を却下することもあり。
もちろんこの通りにならない場合もある。
これ、知り合いの何人かがやったけど、この仕組みってすごくいい加減。検察官にとってはチケットの内容とか違反当時の状況とかはどうでもいいらしく、真っ先に「一つ下のチャージで同意しろ」と言われるらしい。なんのための違反切符なんだろう。
でも、実際にこうやって裁判を待ってる人が何万人もいるらしく、処理が追いつかないのが現状。
検察官とアポイントを取っても、同じ日のアポイントに来る人が何百人といて、「はい、じゃああなたは一つ下のチャージでいいね?はい次の人~!」って感じ。見ると呆れるくらい。
チケットを裁判で争ってくれるサービスがあるけど、あれは大抵はリタイアした元警察官や検察官がやってるビジネスで、「勝てなかったら無料」としてる場合が多い。彼らは内情を詳しく知っているので、大抵の場合チャージをdropしてくれるか、最低でもポイントゼロにしてくれる。
料金は$500くらい。お金に困ってないのなら、こういサービスを利用すのも手。
この手の異議申し立てに関する情報って、カナダ人が行ったケースが多いですよね。
カナダ人が、違反をして、異議申し立てをして、減刑になったりとか・・・
外国人である方の場合、むやみに意義申し立てをすると、よけいなおつりがついてくることがありますのでご注意を。
3はやめたほうがいいですね。スピード違反だと特に違反は間違いないのですから。
私は自分に非がないと思った違反で3を選択しましたが、警察官の口上には勝てませんでした。その後で、じゃ~私が悪かったから2で、ということはできません。
自分が悪かった違反のときはとりあえず2を選択したら、それでOK。
自分が悪くなかったはずでも3だとだめで、悪くても2はあり。。。
なんだかばかばかしくなりました。
友人の話もよく聞きますが、3でいけるのは、本当に自分にはまったく非がない場合です。
駐車OKの場所なのに切符が切られていたり、手直しせずに正規で買った車が違反車だといわれたり。
実際にスピード違反していたのなら、3は無理です。結局認められずに、請求された違反金を払うようになります。あと、これには警察官も来るのですが、3だとその場で警察官とそのときの状況に関して戦います。2だとそれはありません。3を申し立てて、運よくその警察官が来なければ問題なくあなたの勝ちですが、そこはあまりあてにしないほうがいいでしょう。
カナダの裁判は長いと書かれていますが、車の違反に関しては、呼び出された日に終わります。手違いで通訳が申し込まれてなかったとか、通訳が用事があってこれなかったとか(事前に教えてくれません。。。)、何かの事情で延期することがあれば別として、その日のうちに(待ち時間にもよりますが数分から数時間)すべて終わります。
知り合いの話です
法定速度60の所を106で走行していてパトカーに捕まりました。
本人は法定速度を80だと勘違いしていました。
46オーバーでファイトに行きました。
普通なら約$600の罰金だったそうです。
だけど、弁護士から罪を認めるのであれば$120で良いからと言われそれでもファイトするのか?と聞かれ
ファイトすると言ったそうです。
ここでファイトすると、裁判官が確実に決めます。提示された$120はチャラになり罰金が$600より高くも低くもなる可能性はあります。
一種の賭けです。
ファイトするってことで、名前を呼ばれ、弁護士が本来60キロの所を106キロで走行していたと言わないといけないのを
60キロを80キロで走行して20キロオーバーと間違ったそうです。
裁判官はじゃ~~$56で
って言ったそうです。
しかし、間違いに気づいた裁判官の補佐役の方が60キロの所を106キロが正しいです。と訂正したそうです。
友達は、そこで「裁判官は$56で良いって言った!!」と主張したら
裁判官は『私が$56でいいといったので二言はありません』
ということで罰金の10分の1以下で済んだそうです。
裁判の日になっても、アポイントがあるからってストレッチすれば裁判所のほうから別の日は無理だからもういいって言ってくる場合もあるそうです。
返信7のとろろです。
違反切符の黄色い紙の事だったんですね、失礼しました。
そこは2.を選びました。
裁判所へ行く目的は、ポイントと罰金を減らしてもらうためなので。(3.にしてもよっぽど無罪が証明できる証拠等が無いかぎり、勝つ事は無いと思います)警察が運良く現れなければ別ですが、この財政難の為、担当警察官はできる限り出廷するようにとのお達しが数年前に出てました。なので、この神頼みもちょっと難しいのでは…。
多くの実体験アドバイス有難うございました。
皆様のアドバイスを基にどのように対処するか考えます。
違反は違反。
素直に認めるのが大人の筋だと思います。
いい訳したり、値切る人って、結局反省が足りず、再発するし。
大きな事故を起こす人が多い気がします。
自分の行動に責任がもてないなら、運転しない方が、世間の為です。
これは個人的な意見ですが、ちょっと前にある新聞記事を目にしました。
心臓外科医が、緊急手術のために病院に向かっているところを、警察がスピード違反で車を止めさせました。外科医はちゃんと外科医の身分証を見せて緊急手術に行く途中だと警官に説明しましたが、警察はそれを信用せずチケットを切ったそうです。おかげで外科医の到着は遅れましたが、患者は一命を取り留めたそうです。でも患者の家族は憤慨したそうです。
こういう場合だったら、裁判で争ってもいいと思います。
個人的には、警察官のやるこ全ては信用できません。
また、警察署ごとに違反切符のノルマがあるのは事実らしいです。月末になるとそのチケット数をかせぐために、やたらと車を止めてては色んないいがかりをつけてはチケットを切ることもよくあるそうです。これは元警察官から聞きました。
あと、これは知り合いのカナダ人に実際にあった話。ある日警官に理由もなく止められ、「免許証と登録証を見せろ」と言われて、ダッシュボードの中にあった登録証を取り出そうとした所「そこで待ってろ」と言われ、戻ってきた警官は「登録証不携帯」のチケットを切ったそうです。運転者は「登録証はちゃんとここにあります」と言ったのに、警官は「文句あるなら裁判所に行け」とだけ言って去ったそうです。
もちろんそのカナダ人は裁判所に行きました。チケットの裏の3.の手続きです。そしたら6ヶ月後にチャージはドロップされた、とうい手紙が届きました。これは私にもチケットとその手紙を見せてくれたので、本当だと思います。