トロント掲示板 (英語) - No.25107
翻訳?
(トロント) 2012-02-27 23:30:18
映画「The Help」の日本語タイトルが「ヘルプ 心がつなぐストーリー」。
翻訳って本当に難しいとは思いました。
「The Help」は白人家庭で働く黒人メードの呼称。このタイトルからそれを私には読み切れません。
もしあなたなら「ヘルプ 心がつなぐストーリー」の「ヘルプ」のカタカナの部分をどんな翻訳をするかなと興味を持ち投稿させて頂きました。
実は「ヘルプ」のカタカナの翻訳に違和感をどうしても感じてしまって、ごめんなさい。
別に映画の通訳者は原文やニュアンスに忠実に翻訳しているわけではないのでそれでいいんだと思うますよ。
どっちかっていうと映画の翻訳は文学っていうよりアートに近いものだから。
戸田奈津子さんの翻訳だってそうとう限られた字数のなかで無理されてるなーって思ったことはありませんか?
確かにね。 全部、的確に翻訳してたら、映画見てる人読みきれないだろうし。 だからこそ、専門の映画字幕翻訳家ってのがいる訳だし。「メイド 心がつなぐストーリー」じゃ、よけい変。
原作本の翻訳タイトルが「ザ・ヘルプ」なので、そのままでも良かったんじゃないかな~とは思います。「心がつなぐストーリー」の部分がなんとも安っぽい。それに「ザ」が付いてると「ヘルプ」が動詞の助けるではなくて名詞なんだってわかるでしょ。
家政婦とかお手伝いさんとか日本語にしてしまうと、その日本語に付随したイメージが聞き手の心に浮かんでしまい、それが南北戦争下の黒人のメイドさんと結びつきにくいのでは。
それにしても洋画のタイトルってカタカナが多いですね。
昔は
「明日に向かって撃て!」(Butch Cassidy and the Sundance Kid) とか
「夜の大走査線」(In the Heat of the Night) とか
「戦争のはらわた」(Cross of Iron) とか
原題とは違うんだけど印象に残る日本語タイトルがつけられていましたが、今は配給会社も面倒くさいから安易にカタカナにしてしまうのかと思います。
私だったら、「ヘルパー」かな、と思った。
日本語タイトルって、変なのも多いですよ。
特にB級ムービー。「死霊の盆踊り」とか。笑いを取ろうとしたのか。
ナポレオン・ダイナマイトの邦題が「バス男」ってのも残念。
そのままで良かったのに。
こちらで「In Time」という題名で放映されてた映画、日本のタイトルは「Time」でしたよね。その要領で「The Help」もそのままか「Help」でいい気がします。TimeもHelpも大抵の人が知っている単語なんだし。
それともそれだけだと「え、ホラー映画か何か?」って思わせちゃうかも…という事で「心が~」がついたのかな…。
冠詞とか、複数形、その他諸々の扱いが翻訳する人によってバラバラなんだよね
The Lord of the Ringsがロード・オブ・ザ・リングになって、
Pirates of the Caribbeanがパイレーツ・オブ・カリビアンになるのも謎だし、
The Kids are Alrightがキッズ・オールライトになったり…。
最初に英題を知っちゃうと、邦題との微妙な違いにムズムズしてしまう。
このトピ面白いですね。
レス4さんに1票です。
>レス3さん
>今は配給会社も面倒くさいから安易にカタカナにしてしまうのかと思います。
私もその事考えた事があって、ただの私の想像なのですが、横文字の方がかっこよく今っぽいのと昔より日本人が英単語がわかるからじゃないかな?と考えました。
20代ですがCMで「戦争のはらわた!」って流れるよりも「クロス・オブ・アイアン!」って流れる方がかっこいいと感じます。
ただ3さんのおっしゃってる事もわかります。007の日本語の副題かっこいいですよね。好きです。
>レス7さん
日本語バリバリ英語ダメダメの私には良いカタカナ邦題に直してくれてると感じます。
和製英語にいちいち複数形は余計だし、日本語で海賊=パイレーツだし、英語がわからない人にとってメインの単語が残ってればザとかアとか意味わからないので響きのみで考えて削ったり残したりして問題無いと思います。
私が一番インパクトが強かった邦題は「Italian Job」が「ミニミニ大作戦」でしたw
あと「ladder 49」がすごく好きで見た後はCMで涙が出ちゃう位だったのに邦題が「炎のメモリアル」で萎えてしまいました。
ふむふむ。。。つまり日本人は英語をちょっとだけ知ってるけど本当はわかってないから、別に英語の原題に忠実である必要はなく、日本人の語感にあった英語もどきのカタカナタイトルが一番しっくりくる。。。ということなんでしょうかねぇ~。
なんかちょっと情けなくなりますが、それはそれで仕方ないのかもしれませんね。
仕方ないもなにも、世界中で、映画の券が売れさえすれば他の事はどうでもいいでしょ。皆、資本主義のなかに生きているんですから。そういうの避けたければアカデミックな世界に行けばいいんじゃないんですか?
あんた何いってんの?
バカ?
>9さん
え?なんで情けないんですか?
9
私はいっそ、原題と全く違う、でもストーリーにはお似合いの、昔のタイトルづけも好きですけどね。
「キンダーガートン・コップ」って豚かよ!と思った。
「シッコ」はもうちょっと何とかならんかと思った。
「バスケット・ケース」は、他に訳しようがないし仕方ないかと思った。
「愛と青春の旅立ち」はえっなんでその邦題?と思った。
http://www.kl.dendai.ac.jp/xps/modules/tinyd4/index.php?id=5
ザとかアとか省略して、日本人が発音したり覚えやすいようにして邦題にするのは仕方ないとして、
それをそのまま英語だと思い込んで、間違ったまま英語の文章の中で使うとすごく恥ずかしいです。
まあ本人は恥ずかしいと認識してないからおめでたいけど。
邦題ではフォーガットンはどうしても違和感がある。もっとどうにかならなかったのか?
あとクレイマー・クレイマーも、クレイマーVSクレイマーでいいのに、
なぜわざわざよく分からなくするのか謎。
VS付きのほうが日本人にもわかりやすいと思うのに。
あとはスペルも原題(Drag me to hell)とは全然違う題名な割に
なまじ英語で邦題をつけたから、最初同じ映画と分からなかった。
日本人にとってスペルという単語って、「呪い」のほうの意味ではあまり馴染みがないと思うし、
失敗した邦題の一つだと思う。
上でシッコが出てたけど、シリアナもちょっとどうにかならなかったのか、と思う。
好きな邦題は未来世紀ブラジルだな
Brazilだけよりも、かっこいい。
11が誰をバカ呼ばわりしてるのかわかりません。11はバカなんですか?
いろいろな意見があり、それなりに考えさせられました。ありがとうございます。
ところで、「The Help」の翻訳の続きなのですが、私の好きなイギリスのテレビ番組「Upstairs, Downstairs」がありました。まさにこの「Downstairs」は、「The Help」と同じ意味だと思うのですが、
あなたなら「Upstairs, Downstairs」に対して、日本人向けにどんなタイトルを付けますでしょうか。
誹謗中傷的な意見でなく、こんな言葉遊びが好きな方、投稿宜しくお願いします。
翻訳というものは、自分自身が作家になれるぐらいの文才とセンスがあってはじめてできること。だが、翻訳、字幕、吹き替えというものは、そもそも、英語がわからない人向けにあるのであって、少し英語が理解できるのであれば、そういうものは無視して最初から英語だけ聞くなり読むなりしてればそれでいいのである。
こういうスレを読むといつも思うのだが、なぜ「英語」となるとそんなに神経質になるのか。他人の訳にケチをつけてまでどうして、英語がわかるということをひけらかしたいのか。英語など、言語の中では非常に容易い部類に入り、そんなものが少々できるからといって、100年前ならまだしも、今は特筆すべきものでもなんでもない。
「「英語」となるとそんなに神経質になるのか」って、別に「神経質」になっていないと私は思います。
合衆国のアカデミー賞について新聞やテレビで話題になっていたのですから、別にこれがトピに上がって意見が行き交う、むしろ自然かな?って思いました。
この英語圏のトロントにいるのですし、これは英語の勉強にもなるし日本語のことばについても「神経質」考える機会になるので、このトピは私にとって面白いです。
とてお恥ずかしいことですが、私は日本語のボキャブラリーも少ないので、英語を通じて日本語も勉強をしたいと感じてしまいました。