カナダ掲示板 (フリー) - No.254615
悲しいお話
(トロント) 2020-09-13 05:27:07
その1
森で一人で暮らす孤高の哲学者がいました。ある日、傷を負った狼が逃げ込み、助けを求められました。不憫に思った哲学者は、狼の傷が癒えるまで匿ってやることにしました。狼は涙を流して感謝し、哲学者に服従することを誓いました。
漁師たちが狼を探して、とうとう哲学者の元にもやってきました。
「ここに手負いの狼が逃げて来なかったか?」
「いいえ、狼は来ませんでした。」
月日が経ち、狼の傷は完全に癒えました。狼は哲学者に言いました。
「どうもありがとうございました。おかげで助かりました。このご恩は決して忘れません」
そして、空腹の狼は、助けてくれた哲学者先生を食べてしまいました。
その2
この世の生活など、全く残酷で、非情である。
例えば、子供が母親に空腹を訴える。貧乏な母親はパンを買ってやれず、母親が自分で一所懸命に麦を刈り、粉をひき、ようやくパンを焼いたところが、子供はすでに空腹で死んでいた、というようなものだ。
それに比べて、天国の生活とは、お酒を飲むにもお金は要らない、パンも天使が焼いてくれる、つまり、地上の出来事から離れ、天使のような生活をして、飛び跳ね、歌い、踊り続けるのだ。もはや、地上の生活をあざ笑ることもばかばかしい。
忘れるということは悲しいことですね。皆さんには高尚過ぎたかな?
キリスト教的ですね。
天国はある。
それも救済になるからいい考えでしょう。
仏教的には。
今瀬は完璧な魂なるための修行でそれが終われば死ぬ、だけどやり残したこと、修行が足りないことがあれば今やった修行の続きから来世それを続けるので心配ない。
これも救済。
神も仏も信じない人たちが増える中、そういう救済を持った方が幸せナノカモしれませんね。
まあどうしてもどこの宗教も組織や会社のようになって始祖の精神は忘れられて行くような気もしますが、人様の人の世のための努力された方々いた事は忘れていけないと思います。
マーク
その1爆笑だな
楽しいお話をありがとうございました。他にもありますか?
トピを開かなくても内容がわかるタイトルをつけていただけませんか?
その1の教訓
哲学などいくら勉強しても、狼のエサぐらいにしかなれない。
その2の発展的教訓
天国は素晴らしいところだ。地上の生活とは違って、争いごとももめごとも無い。したがって、弁護士などと言う人物は必要ない平和な場所である。そうですよね、天使さん。
天使さん、答えて曰く「弁護士さんは天国に必要ないのではなく、地上の生活であまりに悪党だったため、天国には来れないのです。だから天国には弁護士がいないのです」
この話ワロター!
最高やん。