カナダ掲示板 (ワーホリ) - No.27174
カナダも。。
(モントリオール) 2012-10-31 12:12:43
厳しくなってくるのですかね。
移民が共存していく国とは、机上の空論だったのでしょうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121030-00000029-rcdc-cn
はい、これから移民のドアは閉じられます。
ことしは投資ビザの金額も倍になりました。
またアメリカに倣って選択的移民制度に移行する研究をすすめています。
理系で能力のある人は移民しやすくなりますが、単純労働者は短期労働ビザに移行されこのビザの人が永住権を取れることはまれになります。
不景気になれば何処の国の人も右翼、ナショナリズムに走ります。
そして歴史は政治家が自国の国民の不満をそらすためにそれを利用すること教えてくれていますが、
日本、韓国、中国をみても国民はそれを理解することはないでしょう。そして時間差はあるにせよカナダもその例外にはなりません。
人の国の人間に仕事を与える余裕はありません。そしてカナダもその仕事を与えられない組の国の一つになりました。
2008年の暴落は100年に1度の暴落でオバマ大統領が8年で元の軌道に乗せられる大暴落ではありません。ヨーロッパはこれから5年が勝負、カナダはアメリカ次第ですが、アメリカは失敗しつつあります。
中国・インドは製造業の仕事を北米・日本から奪う脅威です。中国人は一番最初のターゲットになるでしょう。残念ですが、1930年代にも同じようなことが起きています。少しずつクビをしめるようにマイノリティには厳しい政策が打ち出されていくでしょう。
だから本来はマイノリティで団結してカナダ人の価値を広める必要があるのですが、傾向は逆に私は日本人、日系人、韓国人、中国人とマイノリティで分裂する傾向にあります。
悲しいですね。
中国の友達はそのうちもっと中国からの移民が増えるっていってました。しかも一人移民したら絶対みんな家族とかもつれてくるらしいので。
残念ですが、中国の貧乏な農民戸籍所持者はそう考えるても不思議ではありませんが、制度がそれを許さなくなります。
また裕福な都市戸籍所持者は一人っ子政策が緩和され、北京、上海・広東・香港は日本・カナダより一人当たりの所得が高くなるので最終的には帰国することになります。困るのは今までトロントの不動産ブームを支えていた人はこの階級の人でしたが、彼らが帰国してしまえばあっけなくトロントの不動産は相当窮地に陥りますね。
厳しくなってもあの手、この手で入って来るでしょう、偽装結婚とか中国以外のパスポートを収得して、そこの国民として入ってくるとか。
偽装結婚も、難しくなってきます。
http://www.cic.gc.ca/english/immigrate/sponsor/index.asp
↑これからそんなにカナダは魅力のある国にはなりませんよ。
GSやプライスウォーターの経済予測だけを見れば2050年にはカナダは20位以下、アメリカは3位。
これから中国人はブラジルや中国沿岸部のほうが魅力のある場所になります。
中国人はお金のあるところに流れるようになるので戦争やサプライズのない限り、お金のある国、
つまり中国に最終的には回帰していくと思います。
Top 25 Economies in 2050 by GDP PPP
1. India: $85.97 trillion
2. China: $80.02 trillion
3. United States: $39.07 trillion
4. Indonesia: $13.93 trillion
5. Brazil: $11.58 trillion
6. Nigeria: $9.51 trillion
7. Russia: $7.77 trillion
8. Mexico: $6.57 trillion
9. Japan: $6.48 trillion
10. Egypt: $6.02 trillion
カナダの良さを挙げるとすると、よく聞かれるのが文化的・民族的多様性があり、
異なる民族同士であっても、争いが無い移民の国だからというのを聞きます。
恐らくこれらはヴィジブル・マイノリティー
(いい表現ではないかもしれません:移民)から見た良さであり、移民以外の国民も
同じようにカナダの多様性をよく思っているのでしょうか。
日本と同様に表向きにはいい関係を作ってるように見受けられ、本音としては多様性がいいとは思っていないのではと。
表裏はあると思います。
http://www.cic.gc.ca/english/department/media/releases/2012/2012-10-26.asp
>不景気になれば何処の国の人も右翼、ナショナリズムに走ります。
これはなんか逆のような気がします。
Occupy運動とか組合とかって、みんな左翼ですよね?
ギリシャを破綻に追いやったのも組合じゃありませんか?
↑オンタリオ、ケベックでは感じることができないかもしれませんが、
選挙の結果をみても西海岸からサスカチュワンまですべて資本主義、自由貿易主義のハーパー首相の組です。組合はいずれ解体されると思います。
ギリシャを破綻に追いやったのは組合というより、マネーマネジメントの失敗です。
ギリシャはアテネオリンピックをしたのを覚えていますか。
最高のバブルを彼らはエンジョイしてましたよ。
簡単にいうと、ギリシャは世界の株価が上がるほうにギリシャは税金を賭けてしまいました。
2008年から株価が下落してギャンブルに負けてしまいました。
残ったのは借金です。イタリア、スペイン、アイルランドも同じです。
それから今ファットキャットと呼ばれている欧米の銀行は、2008年に株価が下がるほうに賭けて成功した銀行です。カナダの中にもAIGからCDSの支払いを受けて相当の利益を得た銀行もあります。
税金を賭けてましたっていうか、そういう部分もあるけど、一番の問題は国民の脱税。
ギリシャを助けたくないというEU諸国の理由は、ギリシャ人は楽をしてほとんど金も払わず自分たちはお金を溜め込んで、そのせいで国が破綻しかかってるってのに、なんで俺たちの税金で奴らを助けなきゃならないんだ!というとこです。
>↑オンタリオ、ケベックでは感じることができないかもしれませんが、
選挙の結果をみても西海岸からサスカチュワンまですべて資本主義、自由貿易主義のハーパー首相の組です。組合はいずれ解体されると思います。
西側のサスカチュワンやアルバータは不景気になる前から保守党の地盤でしたね。
不景気になって違いが出た所の一つにケベックがあると思います。今まではLiberal対Blocのような図でしたが、不景気になってNDPが圧勝しました。
不景気になると、資本主義vs福祉社会主義の2極構造になるような気がします。
資本主義の下でもっと民間企業に競わせて経済を活性化させたい人と、お金がないからもっと福祉の恩恵を受けたい人。
オバマ政策は福祉の拡充(オバマケアなど)を優先させてますが、経済は一向に回復していません。消費者の懐も改善してません。ガソリン代も4年前の2倍以上です。しかしオバマ陣営はこれはブッシュ政権のせいだと言ってます。
カナダではNDPが左派。社会福祉の充実と組合の権利拡充を求めています。
ハーパーは資本主義経済を重視しています。
どっちがいいのかは、人によって意見が分かれます。
ケベックでNDPが圧勝したのは、不景気だからというよりも、ハーパー率いる保守党に政権を握らせまいとしたからだと思います。
今までBlocやLibに投票してた人がNDPに流れたのはなぜなんですか?
その辺、ケベックの事情詳しく知ってる人いたら教えてもらいたいです。
私はtuitionのこととか関係してるのかなーと思ってたんですが。
ケベック
ケベックのフェデラルの選挙ではNDPに票が流れましたね。
しかし、ケベックの州の占拠はPQに票が流れました。
ケベックの人は現実的です。
フェデラルの選挙では自分達の意見を代弁してくるBlocはパーラーメントで影響力があるほど席が取れません。NDPは野党第二党です。意見は通らなくてもハーパーの政策を妨害することができます。
でもケベック州内ではケベックの独自性を維持してくれる党が圧勝すれば自分達のやり方を守ることができます。ちゃんと計算して投票しているのだと思いますよ。
オンタリオ
オンタリオはいままでリベラルを支持の中産階級が多かったのでしばらくリベラルが続きました。
しかし、多くの工業地帯は壊滅、失業者であふれる自動車産業を筆頭に中産階級が貧困層に流れました。貧困層は生活保護やこれ以上首切りを嫌うNDPに流れました。
たとえ組合を解体してもこの流れは止まりません。もう製造業では雇用がない状態ですから。
これを友人はリベラルクラスの壊滅といっています。
それとは逆に仕事を中国に送り、成功した組はいままでにない富裕層になりました。
この組も少し数が増えたのと、もう年金をもらっている世代はどうしても変化を嫌うので
その人たちがPCに投票するようになりました。
上記の傾向はこれからも変わらないでしょう。
勝ち組、負け組みに分かれる。選挙の結果もこれからもそうなります。
問題は
リベラルはだらしなくなってしまってもう体制はかわらないと思います。
それでもリベラルクラス=中産階級がいなくなって極端に富裕層と貧困層
に分かれてしまうのはカナダらしくなくて不安です。
これからどうなるのか?
まだ結果は分かっていません。
もうアメリカ単独で戦争をしたり、世界の流れをかえるだけの力はありません。
イギリスもいまはドイツより下。大英帝国ももはや風前の灯です。
ヨーロッパ・北米からアジアに軸がシフトしています。
インドネシア、インド、中国、フィリピン、フォードラゴン(シンガポール・韓国・香港・台湾)
ベトナム、タイ、ラオス、マレーシア。
ブラジル、ペルー、アルゼンチン、メキシコ
ロシアにトルコ
いままではアメリカが圧倒的な力でした。
今やオバマになろうがロムニーになろうが昔ほど影響力はありません。
アメリカが影響力を取り戻すために日本を生贄にしないことを祈ります。
特に中国へのあてつけにされないことを心から祈ります。