カナダ掲示板 (金融・税金) - No.27388
RRSPとTAXリターン
(トロント) 2012-11-29 12:38:25
年末が近づいてきたのでTAXリターンについて考え始めました。
去年のTAXの計算方法を元に計算しているのですが、
考え方が合っているか、みなさんに相談したく投稿することにしました。
仮に私の収入が70,000ドルで、RRSPのDeductionの今年の上限が10.000だった場合。
(ちょっとが正確ではないところもあるのですが、簡略のためこれで計算させてください)
10,000ドルContributeできるのですが、2月末時点で現金が十分無い場合、
Home Equity Line of Cresitがある(ハウスオーナーです)ので、
10,000ドル分Line of Cresitの10,000ドルでRRSPを買ったら、
買わないよりも特ではないかと思ったのですが、どうでしょうか?
この場合、TAXリターンでは私の収入は、60,000ドルになるので、
Federal(22%)とOntarioクレジット(9.15%)の部分の対象額が10,000ドル低くなるので、
3115ドル分のリターンがあります。(ソフトウエアでも計算してみましたので合っていると思います)
Home Equity Line of Cresitの金利はその月のプライムレートのみなので、
最悪、4%(今日の時点では3%)となっても年間で400ドルちょっとの利息を払うのみです。
3115ドルのリターンがあるのならやってみる価値はあるのかと思うのですが、みなさんはどう思われますか?
もちろん、これにはいろいろな前提があると思います。
私が考えられるのは、これくらいしかないのですが・・・
・10,000ドルを確実に返済すること
・RRSPにつぎ込む価値?(引退後もカナダに残ってRRSPを受け取るか?)
(RRSPってある一定の歳でなくても受け取ることができるのでしょうか?カナダって定年ってはっきりしたものは無いですよね。)
みなさんのご意見をいただけると幸いです。
Home Equity Line of Creditを使わなくてもRRSP用のローンもありますよ。どちらのほうが金利いいのかわかりませんが・・・。
$10,000を借りてもすぐに返せないのならやめておいたほうがいいかと・・・。それより来年から少しでも多くRRSPに毎月給料から入れておいたほうがいいのでは?GICがすぐに満期になるから返せるアテがあるとかならいいですが・・・。
RRSPはいつでも解約できますが、その年の収入となるので税金払うハメになります。
お金は増やしたいのなら借りないほうがよいです。
FPさん、コメントありがとうございます。
RRSP用のローンもあるんですね。
情報ありがとうございます。
ところで、上記の考えは会社の同僚との会話から出てきたもので、
Pさん(ポーランド人)が車を買ったときに、いい年のオジサンなので、「現金ニコニコ払いですか」って聞いたら
「とんでもない!それでは損をする」と言われました。
説明を聞いてみると、車のローンの金利は0.9%で契約になったので、
月々利息を含めて返済していても、一括払いしなかったお金で、数%の利子がつくので、
その差額でお金が増えるというのです。
一括払いをすると、借金は0になるが、儲けもなくなるとのこと。
今日会社で、上記の私の案をPさんに話してみました。
「ありかもね」って。
借りるのは気が引けるけど、1年以内に返せる程度ならやるのもありかもとのことでした。
大きな金額は、その時点だけでの収支だけでなく、長い年月で見て検討するべきと言っていました。
実際、Pさんの奥さんは結婚して子供が1人と旦那を置いて、アメリカに教育のサティフィケートを
取るために1年半、60,000ドル(学費、生活費)かけたたそうです。その結果、今はもちろん先生で、
夏休みは2ヶ月だしキャリアが上がったとのことで、6万ドルは良い投資になったとのことです。
>$10,000を借りてもすぐに返せないのならやめておいたほうがいいかと・・・。
そうですね。一応1年以内には返すつもりで。。。
そうでないと借金が膨らんでいきますものね。
>それより来年から少しでも多くRRSPに毎月給料から入れておいたほうがいいのでは?
もちろん昨年からわずかですが、月々RRSPの自動購入しています。
昨年は訳あってRRSP最小限(TAXリターンがギリギリある程度)しか買わなかったのです。
その結果、今回余分にRRSPの上限が高いので、このような案が出てきました。
今日、銀行の人に聞きましたが、考え方は間違っていないようです。
10,000ドル入れて、TAXが3000ドル返ってきたら、すぐそれを返済にまわせば、
返済額が7000ドルになりますよって。その分、利息も少しは小さくなりますし。。。
狸の皮算用でしょうか。。。?
銀行にとっては、トピ主さんがお金を借りる→金利で儲かる、借りたお金を
RRSPに預ける→銀行が投資できる額が増えるのでやはり儲かる、と2重の
儲けになるので、お金を貸したがるのは当然だと思います。
来年、借りたお金の返済で、またRRSP用の貯金が足りなくならないよう
気をつけて下さいね。
RRSPは現在取られている所得税の支払いを先延ばしするシステムで、一般人が出来る数少ない税金対策です。所得税は年齢、定年などに関係なく通常年間の所得額(サラリーマンの場合)に対して掛かりますので死ぬまで$70K以上の所得があると思われるならRRSPに入る価値は全くありませんが、何れこの先収入が減ると思われるなら、または退職する予定があるならば、今出来る限りMax入れたほうが良いと思います。例えば現在の金利が3%だとするとGIC(定期預金)5年物で利子が2.5%付きます。差引き0.5%自分の持ち出し=銀行の利益です。しかし利子は福利で増え、金利は残金が減って行くことで低くなります。勿論借金は如何なる場合でも早く返すことは言うまでも有りませんが… もし家のローンが有れば自分のRRSPから借り受けることも可能だし、冒険して株投資,FX、米国債購入のRRSPも良いかと思います。
トピずれですが、Line of Credit のプライムレートのみって、どの銀行(Finacial Institute)ですか?よろしければ、教えてください。
私も知りたいです。私のはプラス3.1%も上乗せされてます。昔はプラス1.5%くらいだったのに、あげられました。悪いクレジット歴はないのにです。是非おしえてください。
失礼しました。Home equityって書いてあるのみのがしました。私の質問無視してください。私のは担保なしのでしたから。
返信3さん
コメントありがとうございます。
確かに銀行はあまり欠点は教えてくれないでしょうね。
お互いに返せることが前提で話しているってことですものね。
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返信4さん
コメントありがとうございます。
なるほど、死ぬまで同じ収入があればRRSPに入っても税金対策といううえでは必要ないですね。。。
それから、GICにして利子率と利息率を差し引きして考えると自分の持ち出し分が低くなるというコメント、
なるほど!って思いました。確かにそうですが思いつきませんでした。
この掲示板で質問してみて良かったです♪
投資、FXなどの案もありますね。
ただ私は数字の計算は好きですが、基本的に借金が嫌いなのと、経済の勉強は好きではないので、
冒険は向かないかもしれません。
どなたかアドバイスしてくださる知り合いが近くにいれば考えますが・・・
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返信5さん
コメントありがとうございます。
実は先日Line of creditの契約に行ったのですが、Prime+1%と言われました。
契約前現行の方は、変動レートとおっしゃっていたので、すっかりPrimeのみと勘違いしていました。
ですので、現時点での利息は4%になりますね。ちなみにTDです。
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返信6、7さん
担保なしのLine of creditの利息って結構きついですね。
Home equityにアプライできて良かったです。。。
金利と利子の率の関係で借りたほうが計算上得なこともあると思います。
ただ忘れてはいけないのは人間何があるかわからない、ということです。
私はものすごく健康だったのに40代で突然大病になりました。
もともと借金がきらいで、小さなコンドミニアムですがローンも返済済み
だったため、仕事ができなくなった時も気が楽でした。
会社のベネフィットでShort Term/Long Term Disabilityがついていれば
働けなくても収入はありますし、カナダの医療システムだと医療費もあまり
かかりません。それでも収入が減ったときに借金返済するのはきついと思います。
トピずれで申し訳ありませんが、お金を借りる前に、こういった「万が一」
の事態も頭に入れていただきたいと思って書き込みました。
返信9さん
ご忠告ありがとうございます。
突然の大病、大変でしたね。
モーゲージインシュアランスに加入していた時もあるのですが、
対象となる病気が限られていること、またその保険料が高いことを考慮し、
対象となる病気になる可能性と支払い不能になる可能性は低いと判断し、
その保険料をモーゲージ返済の方に回すことにしました。
まあ、一種のギャンブルかもしれませんが、一応返済期間は短くなっているので
病気になる前に返済できればと思います。
(もちろん病気にならないのが一番ですが。)
今の会社のベネフィットは割と良い方だと思うので、
何とか使えるものを使って頑張って行きたいと思います。
こんにちは!トロントでFPをしている者です^^
元々RRSPは今税金を払わず、後このお金を引き出した時に100%税金を払うというシステムです。一定の歳でなくても受け取ることは出来るのですが(自分が引き出したい額)65歳前までに引き出すとwithholding taxと言うものがあり10%から30%額から引かれ、それがその年の収入になります。あと、個人個人によってRRSPは良い場合と悪い場合もあります。(人それぞれ収入、年齢、状況など違いますから)
↑の情報だけではなんとも言えないので、もし宜しかったらメールを頂ければ資金運用さんにとって一番合ったRRSP情報を提供できると思います^^
返信11さん
コメントありがとうございます。
>65歳前までに引き出すとwithholding taxと言うものがあり10%から30%額から引かれ、それがその年の収入になります。
とありましたが、10~30%引かれたあとの金額が収入になって、
その手元に入った金額に対してもIncome Taxを払うということですか?
それとも、10~30%引かれたあとの金額はもうwithholdingというtaxを払ったということで
手元に入った金額は課税対象外ということでしょうか?
銀行の人からは、20%くらい一時的にHoldされるようなことを聞きましたが・・・
それから、ご相談に乗っていただく場合はどのくらい費用がかかるのでしょうか?
横レスですが…
RRSPのwithholding taxは、引き出す金額によって
$5000以下 10%
$5001-15000 20%
$15001以上 30%
となります。(ケベック州のみ税率が少し異なります。)
そして、天引きされた税額は、給料で天引きされるのと基本的に
同じで「推定額」です。本当の税額がいくらなのかは、年に1度の
income tax returnをしたときに明らかになります。
RRSPを引き出した年に、給与収入を含む総収入が少なければ
withholding taxは払い過ぎとなりお金が戻ってきます。
逆に、給与収入を含む総収入(給与収入+RRSPの引き出し額+
その他の収入)が多ければ、withholding taxが足りなくて
追加で税金を払うこともありえます。withholding rate
(lump sum method)は多目になってはいますが、RRSPの引き出し
額のせいでtax bracketを超えてしまったりすると、税額が
増す可能性があるということです。
例)tax bracket(税率が上がる境目の額)が仮に$80000として
給与収入$70000プラスRRSP引き出し額$15000=$85000だと
年間の税率が上がってしまうのです。もちろん実際には様々な税控除が
入るので、こんな単純な計算ではありません。気になるようで
あれば、タックスソフトウェアで試算した上で引き出し額を決める
こともできますよ。
ちなみにRRSPを引き出した年には、銀行から「T4RSP」というのが
送られてきます。
返信13さん
ご丁寧な説明ありがとうございます。
だいたい予想した感じでした。
T4RSPはfirst home buyerでRSPからお金をおろしたのと同じですね。
とても良くわ分かりました。
多分仕事があるうちにはお金を下ろすことはないと思うので、
税金を追加で払わなければならない事態は防げるかと考えています。
13の通りすがりさんがすごく丁寧に説明をして頂けたので良かったです^^
費用は一切取っていませんので、気軽にメールして頂ければと思います^^