カナダ掲示板 (フリー) - No.33846
英文簿記の入門
(トロント) 2015-03-29 23:21:51
こちらの簿記に関して初歩的な知識が必要になりました。
今まで日本では一切簿記の勉強をしたことがなく、知識ゼロと言ってもいい状態です。
(特に資格を取る必要はないのですが、多少の知識はないと困る仕事をおいおい任されることになりそうです。)
その場合、とりあえず日本語の入門書などで概要をつかんでから
こちらのBookkeepingの教科書で勉強した方がいいでしょうか?
それとも最初からカナダの教科書で勉強すべきでしょうか?
ざっとググってみた印象では、日本の会計制度と国際会計制度の違いはあっても、基本は同じなので先になじみがある日本の商習慣を題材に説明してある入門書で軽く勉強してから、こちらの教科書を使って勉強した方が効率が良さそうに思えるんですが。
(ちなみに日本では社会人経験は長いです。)
日本とカナダの会計制度の違いが実際のところどれ位違うのか、この分野の知識がある方、アドバイスよろしくお願いします。
カナダでbookkeepingだと別に会計やビジネスの知識なくっても
大丈夫ですよ。big accounting firm で会計士として働く以外は
会計用語は少しわかってればいいおもいますが
いえ、ちょっと説明が悪かったかもしれませんが、bookkeepingの仕事をするのではなく、初歩的な簿記の知識ぐらいはないとあとあときつくなってくるだろう仕事も担当しなければいけない、ということです。
なので、独学でぼちぼち英文簿記を勉強しようと思っているんですが。
日本・海外で簿記・会計を学んだことがある者です。簿記の基本(基本的な考え方)はほぼ同じなので、まず日本語で勉強されてからでも問題ありません。
日本には日商簿記の本等ありふれていますが、カナダにはほとんどありません。日本語で勉強されるなら、日商簿記3級の本、英語ではElementaryまたはIntroductory Accountingの大学の教科書になるかと思います。個人的には、日商簿記3級の本の方が説明が親切な気がします。簿記3級の無料のウェブサイトもいろいろあるので、まず日本語で簡単な概念を勉強・理解してから、英語の大学のテキストに移るのも手かもしれません。
経理・アナリスト職以外でしたら、簿記は知っていても良いかもしれませんが、テクニカルな会計の知識(IFRSや日本の会計基準の違い等)は必要はないと思います。大雑把なカテゴリーで6つぐらい(退職給付金、のれんの取り扱い)の違いはありますが、小さな会社に適用になるものは稀です。また、基本的な概念の重要性の順番(Conceptual framework)やその他の計算の仕方等(LIFOを認めているかいないか、減損の認識・測定の仕方)にも違いがありますが、LIFOを使用して棚卸の計算をする会社は稀だし、減損も小さい会社では製造業等でない限りあまり関係ありません。なので、基本的な簿記の知識を得るのにはカナダ・日本基準の差は大して気になる差ではありません。
丁寧な解説ありがとうございます。
まさにそこが知りたかったところです。
では最初に日本語の情報元を使って勉強を進めることにします。