ワーホリの費用
主な費用の目安
カナダにワーキングホリデーで1年間滞在するといくらかかるかは、当然ですが、人それぞれです。 それは、ワーホリ1年間の費用が、カナダで何をするか、カナダでのどのレベルの生活をするのか、アルバイトはするのか、など さまざまな要素によって大きく変わってくるためです。 ただ、カナダでの物価や相場を知ることで、年間費用のおおよその目安は分かるかと思います。 ここでは、ワーキングホリデーでカナダへの渡航・滞在にかかる主な費用の目安と 1年間の費用の見積を示します。
まず、ワーキングホリデーでカナダへの渡航・滞在にかかる主な費用の目安を下の表にまとめました。 カナダ現地でかかる費用は、カナダドルで記載し、次の最新為替レートに基づき換算した日本円でも示しています。
1 カナダドル = 110.29 円 ( 2024/11/24 09:00 の時点レート)
主な費用 | カナダドル | 日本円 |
航空券往復 | 10~25万円 | |
海外旅行障害保険 | 9~13万円/年 | |
語学学校(フルタイム) | $900~1300/月 | 10~14万円/月 |
ホームステイ(三食付き) | $700~800/月 | 8~9万円/月 |
アパート家賃(シェア) | $400~600/月 | 4~7万円/月 |
食費と光熱費 | $300~500/月 | 3~6万円/月 |
航空券往復
航空券の価格は時期により変動が激しく、カナダ行きは一般に8月が最も高くなります。
語学学校(フルタイム)
語学学校にフルタイムで通った場合の授業料の目安です。大学付属のESLや専門学校の場合はもう少し高くなります。
アパート家賃(シェア)
留学やワーキングホリデーでカナダに滞在する場合、費用を抑えるため、 アパートを2人(もしくは更に複数)で借り、家賃や光熱費を折半するシェアが一般的です。 ここでは都会のアパートを2人でシェアした場合の金額です。 家賃は、日本と同じで田舎に行くほど安くなります。
ワーホリ年間費用の見積り
ワーキングホリデーでカナダに一年間滞在した場合の費用の目安として、 3ヶ月間、語学学校に通い(宿泊はホームステイ)、 その後、アパートをシェアした場合の 費用を算出してみます。 尚、カナダ現地での費用は、上記と同じく、1 カナダドル = 110.29 円の為替レートで日本円に換算しています。
航空券往復 | 10~25万円 | ||
海外旅行障害保険 | (1年間) | 9~13万円 | |
語学学校 | (3ヶ月) | 30~42万円 | |
ホームステイ | (3ヶ月) | 24~27万円 | |
アパート・シェア | (9ヶ月) | 36~63万円 | |
+ | 食費と光熱費 | (9ヶ月) | 27~63万円 |
合計 | 136~224万円 |
個人差が大きいため、上の計算には仕事による収入と遊びによる支出は、含まれていません。 そのため、一年の目安を求める場合、これらを考慮して見積るようにしよう。 尚、ワーキングホリデーで仕事を見つけることは一般に困難なため、現地での仕事に過剰な期待をかけたり、 「現地に行けば何とかなる」という考えは禁物です。 時給の安いカナダでの仕事に期待するより、時給の高い日本で十分な資金を用意して、 カナダへ持参する方が賢明です。