住まい・部屋探し
ホームステイ
ホームステイとは、お金を払って、一般家庭の家にその家族と共に滞在し、部屋と食事を提供してもらうシステムです。
カナダでホームステイというと白人家庭で週末は皆で遊びに行ったりするイメージを持つ人も多いと思います。
しかし、現実は、カナダは移民の国であり、白人以外のステイ先も多く
食事付きの宿泊ビジネスと割り切って運営しているステイ先も多いです(特に都会ほどその傾向が顕著)。
月額: 月 $600~$800
メリット | 家族と共に生活するためカナダでの生活習慣や文化などを知ることができます。 また、英語環境に身をおくことになるため、英語の習得には利点が多いです。 生活用品が揃っており食事もつくため、すぐに生活が可能です。 |
デメリット | ホストファミリーには当たり外れがあります。 ホストファミリーに気を使ったり、自由時間やプライバシーが制限されることもあり、 食事は一般に質素です。 |
探し方
語学学校や留学センターなどの斡旋会社を使ってホストファミリーを紹介してもらうことができます。
また、日本で申し込まなくとも、現地に着いてから探すことも可能です
(その場合、探している間は、ユースホステル等の宿泊となります)。
また、現地の新聞や掲示板などで探すこともできます。
その場合、紹介料を払う必要がないため安く済みますが、保証がないため、
自分で家族を見極め、トラブル時には自分で対応する必要があります。
クラシファイド(ホームステイ)
注意事項
- 斡旋会社等にホームステイの申し込みをする際は、希望エリア、ペットや子供の有無、禁煙が可能か否かなど、詳細な希望を述べること
- ホストファミリーに問題がある場合は我慢せず、紹介した斡旋会社等に相談すること
貸し部屋
貸し部屋とは、一般に家主家の余った部屋を間借りするシステムです。
一般に家具などの生活用品は揃っているため、入居後すぐに生活を始められます。
ホームステイとは、食事は各自で用意する点が大きく異なり、家主との交流もホームステイと比べ少ないのが一般です。
家主と同居や、キッチンやバスルームの共用については各貸し部屋によって異なります。
月額: 月 $400~$550
メリット | 生活用品が揃っており食事もつくため、すぐに生活が可能です。 光熱費やインターネット代など家賃に含まれている場合が多く、契約の手間が省けるのも大きなメリットです。 |
デメリット | 一般にキッチンやバスルーム等は共同であるため、気を使ったり、プライバシーが制限される場合があります。 家賃の他に契約時に、通常家賃1ヶ月分の半分の保証金(deposit:日本の敷金にあたる)を払う必要があることが一般です(退室時に入居時と同じ状態であれば、保証金は返還されます)。 自分の所有物を無断で使用されたり、夜中に大騒ぎされたりといった同居人とのトラブルが発生する可能性がある。 |
探し方
インターネットや現地の日本語新聞などで探すことができます。
クラシファイド(貸し部屋)
注意事項
- 一般に各部屋には鍵はついていないため、お金や貴重品の管理には気をつけること
- 光熱費は家賃に含まれるのかなど、どこまでが家賃に含まれるか確認すること
アパート
アパートを自分で契約し、滞在する方法です。
アパートには、部屋に家具付き(Furnished)と家具なし(Unfurnished)があり、
家具付きは数が少なく、また、割高となります。
留学生の多い地域では、家具なしのアパートでも、前住居人から家具等一式をまとめ買い(テイク・オーバー)できる場合もあります。
一人暮らしの場合、Bachelor という日本のワンルーム のような間取りの部屋を借りるのが一般的です。
月額: 月 $600~$900 (Bachelor)
メリット | 自由に暮らせ、プライバシーが守られます。 |
デメリット | 費用がかかり、電話や電気などを自分で行う必要があります。 家賃の他に契約時に、通常家賃1ヶ月分の半分の保証金(Deposit)を払う必要があります(退室時に問題なければ、返還されます)。 最低6ヶ月間という契約が多いです。 また、アパートによっては、契約に参照人(reference:あなたの身元を確認してくれる人)が必要になる場合もあります。 |
探し方
現地の新聞などで空き部屋情報などを入手可能です。
また、空き部屋のあるアパートには「VACANCY」と書かれた看板があるので、実際に町を回って探しても良いです。
これらの情報には電話番号が書かれているので、その番号に電話をかけてアポイントメントをとることが契約への第一歩となります。
約束した日時にアパートに行き、部屋を見に行き、
気に入れば、契約書にサインを保証金(deposit)を払えば契約成立です。
クラシファイド(アパート/引継ぎ)
注意事項
- 家賃を支払ったのに再度、請求されるというトラブルが起こるかもしれないため、必ずReceiptを取っておくこと
- アパートを借りる際は、家主さんを通して引き継ぎ、すでに備品等が壊れていた場合は、そのときに申告すること。これを怠ると、部屋を出る際にそれらの備品の修理代を請求される場合がある。
- 契約期間の途中で解約した場合、保証金(deposit)は返ってくるかなど契約書はよく読んでからサインすること
- テイク・オーバーの場合、家具等が壊れていないかを確認すること。入居した後に故障が分かっても、前入居者と連絡が取れなければどうにもならない。テイク・オーバーは前入居者とのやり取りで大家は関与していない
アパート
シェアとは、何人かでアパートなどを借りて同居することで、ルームメイト(または、シェアメイト)は、その同居人のことです。
留学やワーキングホリデーの場合、家賃が安くすむことより、アパートをシェアする場合が多く、
友達や恋人の他、まったく知らない人とシェアすることも珍しくありません。
1Bedroom(ベットルームが一部屋に、リビングルーム、キッチン、バスルームの間取り)で、
ベットルームに一人、リビングルームに一人住み、キッチン、バスルームは共同という形式が多いです。
月額: 月 $300~$600(一人)
メリット | 家賃の負担が軽くなる。日本人以外とシェアした場合は、英語を話す機会が増えます。 また、他の人がすでに契約しているアパートにルームメイトとして入る場合は、 2~3ヶ月という短期の滞在も可能です。 |
デメリット | 1つのベットルームを占有したとしても、キッチンやバスルーム等は共同であるため、気を使ったり、 プライバシーが制限される場合があります。 ルームメイトによっては、自分の所有物を無断で使用されたり、 夜中に大騒ぎされたりといったトラブルの可能性もあります。 |
探し方
現地新聞やウェブサイトの"Classified"というページの"Shared Accommodation" という項目に、
シェアメイト募集の広告が多数載っています。
電話やメールでアポイントメントをとり、実際に部屋を見せてもらい、条件等を話し合い、決定する流れです。
また、現地の日本語新聞や現地向けの日本語ウェブサイトにもルームメイト募集の広告があり、
学校などにも募集の掲示板が張られている場合があります。
e-Maple クラシファイド(シェア/ルームメイト)
注意事項
- 面識のない人が募集している部屋を見に行くときは、安全のため2人以上で見に行くこと
- 家賃や食事などを含めて共同生活のルールを最初に決めておくこと(それらのルールは文章に残すようにしよう)。